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■『討魔龍伝承 最終話』/07

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▼ 最後の戦い

GM:君達がやって来たのを見て、魔龍は少し驚いたように言う。「まだ生きていたとは…… しかし、降魔はまもなくこの地に降り立ち、この星を破壊へと導くであろう。そしてお前達は、私の前で為す術もなく、死に絶えるのだ。さぁ、来い!」 というわけで、戦闘や。これで最後やから、こっちも手抜きなしでいくぜっ!(と、バトルマップとフィギュアの準備を始める一同)

[1R目(あと9R)]

GM:まずはライフィスから…やけど、彼はこれまで術を使い続けてきた為、ちょっと休憩(笑)。次はラージャやな。
ラージャ:<魔砕流星斬>? これ使うわ。HPと寿命を減らしてスッ飛ぶやつ。うおおぉー!!人間ミサイルーっ(笑)!! (ガシャン)……ダメージは……47!
GM:いきなり魔龍に向かってブッ飛んだってやつか。
エルバート:敵さんの残りは? 200ぐらい?
GM:うん、204(笑)。次、レーラカイス。
レーラカイス:<念気斬>!……ありゃ、失敗(笑)。
GM:次はロミリア。レーラカイスに<神聖加護>。(ガシャン)……成功。騎士のAVに+3。
レーラカイス:はい。
GM:で、魔龍の攻撃。(ガシャン)……2、ラージャ。……それと4、エルバート。もう1人は……またエルバート(笑)。君らに炎をはいてくる。ウリャッ、ウリャッ、ウリャッ……全部成功。
ラージャ:ケッ、回避失敗。
エルバート:お、おおーっ、2回とも、失敗や(笑)。
GM:ラージャに24発。エルバートに24発と31発。死んだな(笑)。
エルバート:いきなり周りの兵士達に紛れてしまった(笑)。
ユーリス:次、俺やな。矢を撃つぞ。うりゃさーっ!…成功!
GM:回避失敗。
ユーリス:ダメージは……20。
GM:痒いな。残り195。
レーラカイス:どよぉー。
GM:次、エルバート。
エルバート:けしずみや(笑)。

[2R目(あと8R)]

GM:あ、そやったな(笑)。では次のライフィスが、その消し炭に駆け寄り、スパンスパンーッてしばく(笑)。(編注:<蘇生術>のことです)
エルバート:で、生き返ったわけやな。
GM:うん。HP1。全能力1ずつ減らしといてや。次、ラージャ。
ラージャ:んじゃ、普通に命中斬り。(ガシャン)……失敗。
GM:斬撃は空を切った。次はレーラカイス。
レーラカイス:また<念気斬>……成功。
GM:騎士の大剣が鮮やかなウソコ色の輝きを帯び始める(笑)。
エルバート:下品やなぁ(笑)。
GM:ロミリアはユーリスに<神聖加護>……成功。AV+5。
ユーリス:うん。ありがと。
GM:次は魔龍の攻撃。ラージャ、レーラカイス……で、またラージャ。
ラージャ:全部喰らったら死ぬで……回避、失敗っ。
GM:フッ、ダメージは……51と48。
ラージャ:…死んでるって。
レーラカイス:回避。(ガシャン)……キャッホーッ、成功っ!(テ注:すごくうれしそう)
GM:飛来する巨大な火の玉を、巧みに交わしたレーラカイス。ラージャは消し炭の仲間入り。次、ユーリス。
ユーリス:勿論、矢を射る。(ガシャン)……っ、失敗。

[3R目(あと7R)]

GM:次は、ライフィスの攻撃。
ユーリス:そこで死んでる奴おるで。
GM:あぁ、じゃあまたピシピシピシ。ほい、ラージャも黄泉帰った。HP1や。
エルバート:ヒャッヒャッヒャッ。全能力値減らせよぉー。(テ注:すごくうれしそう)
GM:魔龍の攻撃。エルバートとラージャ、ライフィスは無視して(ガシャン)……ユーリスとレーラカイス、ロミリアに火炎攻撃。
レーラカイス、ユーリス:ゲッ、回避失敗。
GM:ロミリアはギリギリ成功。じゃ、まずはユーリス。
ユーリス:ひーっ、25以上くるなよっ。
GM:27。(←非情)
ユーリス:……死んだ!
GM:レーラカイスは29発。
レーラカイス:うぎゃぁー、あと15しかないよぉー。
エルバート:しかしタフッちぃねぇー君も(笑)。
GM:へなへなやな……えー、エルバートやったっけ? 『まぼろしの種』とか持ってたやろ?
エルバート:んなもん、持ってないぞ(笑)。
ラージャ:あたし持ってるよ。でもさっき、一緒に燃えたんとちゃう?
GM:いや。死体しばいて元に戻るくらいやから、種も大丈夫やろ。ではラージャがブッ飛ばされたはずみで地面に落ちた種が、いきなりムクムクーっと育ち始める。種は芽となり木となり、あっというまに、大砂丘で見たのと同じ、天を覆うかのような大木になる。
エルバート:ほぇー。
GM:そして、その大木からかつて青き森で耳にしたのと同じ、美しい声が聞こえてくる。「あなた達は、まだ倒れるわけにはいきません。大地の力を得て、再び立ち上がるのです!」 と、いうわけで、全員のHPが完全回復や。
一同:ふぅ……(と、安堵の溜め息)
GM:しかし、それを聞いた魔龍が言う。「シュリーウェバを見捨ててなお、人間に力を貸そうというのか、森王よ! お前達の時代は既に終わったのだーっ!」 黒龍は大木に向かって炎を吐く。当然ながら、勢いよく火柱をたてて、大木は燃えてしまう。はい、後は君らでがんばれってことで、よろしく。
ユーリス:援護はもうなしかっ!?
GM:むー、この助けが入るまでに、半分くらいダメージ与えといて欲しかったんやけどな……
ラージャ:♪たっおせー、火を吐く降魔さんー、ドーラゴンブレースで、ヂュアッ!!

   (一同爆笑)

──GMの心配をよそに、ウルトラマソの替え歌で絶叫し、けたたましく笑うヒーロー達。サルである。

[4R目(あと6R)]

GM:ライフィスは印を結ぶ。次のラウンドに発動させる。で、ラージャは?
ラージャ:<閃光斬>!……成功っ。
GM:回避は失敗。ダメージは?
ラージャ:HP10減らして……60!
GM:減らす量とか、斬る前に言っとけよ。残り145。レーラカイスは?
レーラカイス:念気斬で力斬り! (ガシャン)……成功。
GM:回避失敗。ババ色ビームでやられる魔龍ってのも、可哀想やな。
レーラカイス:ダメージは……42。
GM:残り115。次、ロミリアはラージャに<献身治癒>……14回復。
ラージャ:センキュー!
GM:魔龍の攻撃。えー、ユーリスに2回。エルバートに1回。
エルバート:だぁー! またか!?
ユーリス:1回だけ回避成功。
エルバート:……失敗。
GM:じゃ、エルバートに25発。
エルバート:おおっ! 生きてる(笑)!!
GM:で、1発目の炎をよけたユーリスに2発目が飛来。今度はかわせん!、と思った時、君の目の前で、その炎は四散する。
ユーリス:おお!?
GM:驚くユーリスの前に、怪しげなガキが立っている(笑)。そいつは魔龍に向かって、突然けたたましく笑い出したりしてる。ってことで、はい。このガイキチのキャラシートもあげるので、二人分こなすように。
ユーリス:おおっ、これはっ!?(編注:かつて悟りレベル70突破により、亜神の世界へ召し上げられた呪術師、シアルグのシートです)
ラージャ:一粒で二度おいしい(笑)。
GM:で、そいつが振り返って言う。「今、上空では、降魔と神々が戦っておられる。俺達はなんとしても、こいつを倒すんだっ!」
エルバート:(シアルグのシートを覗き込んで)…こいつ、ちょっとパワーアップしてるな。
ユーリス:おー! すげぇー!!
GM:次、エルバート。
エルバート:気絶(笑)。



 
 
 

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