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■『金の瞳の女神 act1』/15

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■ act 1-15 M'1949/04/19
〜車内大乱戦 前編〜

 再度、綿密なアルテミス奪回作戦が練られた結果、以下のようになる。
1、最終的にデュート=リグで脱出ということになると、唯一飛行機械発進作業が出来るであろうハスにアルテミスを任せ、残りの二人で帝国軍兵士達の追撃を阻止する必要がある。
2、医者の提案により、機関車両で火事が起きたということにし、乗客を後ろの車両に避難させるというどさくさに紛れてアルテミスを確保、列車の屋根を伝って逃がす、という作戦が採用される。
3、以上、騒ぎを起こす者としてガリューダ大佐に知られていないコールが任命され、機関車両のハスと持ち場を交代することになる。

[勃発]
ハス:そういうわけで、火事作戦といこか!
GM:はいはい。(テ注:疲れ切った声)
シルバート:やっぱちょっとは燃えてなあかんやろ。コールが戻っていく時に、油とマッチを持たせるよ。「これで火事を起こすんだ」って。
コール:うーん。
(イルナ):どしたん?
コール:よく燃えそうな所って何処やろう?
シルバート:やっぱ床とかは木やろ。
GM:いや、自分の体や(笑)。
(イルナ):「うわぁぁっ!も、燃えてます!!」って(笑)。
コール:それいいな(笑)。よし、燃えます。
ハス:ってダメージ覚悟しとけよ。
GM:では機関室にて、頭から油をかぶったコールは、おもむろにマッチの火を自分の体に押し当てた。ボウゥッ!!
コール:(陽気に)「あっ、熱いぃぃぃぃぃ!!」ガラガラガラ。(テ注:扉を開けた音)
ハス:はい。客車両に飛び込んだ燃える男の第一声は、
コール:(この上なくうれしそうに)「うわぁ、機関室が燃えてますぅ!」

   (一同爆笑)
──己の体を燃やし喜悦の叫びを上げる変質者。

(イルナ):ちゃんと火ぃ消しや(笑)。
GM:燃え盛る機関士を見て、さすがに兵士達を含めた乗客達は驚いたようや。大あわてで三両目へと逃げていくよ。
シルバート:私達は三両目の扉のすぐ横に潜んどく。
ハス:いよいよ殺れるなぁ。ジュルッ。(テ注:舌なめずりの音を確認)
GM:その扉から、乗客が次々と飛び出してくる。そろそろ最後やと思う頃、ようやくお目当ての兵士達、BCD(フィギュアで示されている)が出てくる。
シルバート:兵士達は通させてあげよう。
ハス:ジュルルッ。
GM:その後に、ガリューダ大佐とアルテミスが…
ハス:ドリャーッ!! アルテミスをかっ攫う!!
シルバート:ダァッ! そのハスを二両目へと逃がし、私はすかさず肉の壁になる(笑)!!「ここから先は私の病室だっ!! 通りたければ私を倒してからにしろっ!!」

   (一同爆笑)
──主治医を倒さなければ入れない病室って、一体……。

GM:啖呵を切ったシルバート目がけてガリューダ大佐が突進!!
一同:「キーーッ!!」って(笑)。(テ注:もうこいつの性格分かりきってるってやつやな)
ハス:「ギェーッ!」 俺は急いで天井這い上がるで! あ! でもまず、先にアルテミスを…
GM:と、その君目がけてまだ二両目にいた兵士Aが襲いかかってくる。
ハス:「ギャーッ!」 俺らが登りきるまで何ラウンドかかる?
GM:そやな……2R。ちなみにハスに襲いかかろうとしているAの背後を、燃える機関士が猛然とダッシュしている(笑)。
ハス:「コール!! そいつを殺ってくれーっ!!!」
コール: 「た、助けてくれぇっ!」(笑)。

   (一同大爆笑)

(イルナ):襲うどころじゃないな(笑)。
ハス:着てるもん脱ぎ捨てろよ(笑)!!! 駄目だっ、変質者には頼れねぇっ(笑)!!



 
 
 

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