▼replay_Gear Antique

■『金の瞳の女神 act3』/11

←return   →next












■ act 3-11 M'1949/04/28
〜せめて耕耘機らしく〜

GM:ゼルディティスの前方部左翼上を、本体目がけて爆走する強大耕耘機。前方に非常用の扉が見えてくるよ。
ソフィ:突っ込めーっ(笑)!!
GM:非常用扉を突き破り寄生虫のように飛行船内部に侵入したコウサくん。そこは色々な機械類が立ち並んだかなり大きな空間で、すぐ右側は巨大なガス入り気球部分があり、どうやら目の前の機械類はその気球部分を制御する装置類みたい。
ハス:今すぐ破壊するのはちとマズいか……
ソフィ:時限発火装置!
ハス:おお、まだ一個残ってたな。
GM:あのー作業員が二人おって、唖然としてるんやけど。
ソフィ:じゃあ時限発火装置とダイナマイト設置しにいきまーす。(テ注:全然聞いてねぇ)
シルバート:でも作業員おるって。
ハス:ふむ。じゃほっといて突撃かますか。
ソフィ:(突然)もうええわ! ダイナマイトに火ぃつけてポィッ(笑)。
GM:ドカーン(笑)! 作業員達と共に吹き飛ぶ機械類。突撃を続ける君らは、爆発の中逃げ惑う兵士達を横目に、通路右側の奥にあった階段をコウサくんでガリガリ上る。で、上りきった場所はちょうど甲板の下にあたる部分。目の前にはさっきよりも大がかりで複雑な機械類の山と、それを操作していたらしき兵士三人がおる。どうやらその機械は動力系、まぁプロペラ部分の機械ってことが、ゴーン、ゴーンとプロペラの回転と共に絶えず鳴り響いてる低い唸りから分かる。
ハス:ドリルでジャキン! ガリガリガリ!!
ソフィ:やっぱ削んの?
ハス:バシューッ! バシゥューッ!! ひたすら破壊工作に勤しむぜ(笑)。
GM:炎と煙を吹き出す機械類。その機械部分のすぐ側にあった扉から逃げ出す兵士達。反対側から鍵かける音も聞こえるけど。
ハス:突き破る。
GM:そうか。ドリルでその扉を貫き、突進する耕耘機。そこは長い通路で、すぐ近くの左側の壁に扉、少し進んだところに同じく左への通路がそれぞれ一つずつあるよ。
ハス:突撃!
GM:通路を奥へ爆進すると左の扉が開き、兵士達が大量に飛び出してくる。エルバートも「急げーっ!」って。
ソフィ:通常手榴弾をピンッ!ていっ(笑)。
GM:また放るか……ギャアアアッ! 爆発と共に断末魔の叫びも響き渡る。が、その爆発の煙を越えて、わらわらと兵士が押し寄せてくるぞ。
ハス:かまわん、突撃!
GM:突撃突撃ってなぁ、どこ行く気や?
シルバート:奥に奥にぃーっ(笑)!!
GM:通路の奥は突き当たりで扉がある。
ハス:そのまま、突撃!
GM:再び扉を突き破る耕耘機の力強いドリル。壁の向こうの小部屋は便所や。
ハス:もちろん、突撃!
GM:便器を無慈悲なキャタピラで踏み潰し、その奥の壁をもブチ抜いた一行。壁の向こうは、またまた上への階段や。
ハス:上るぞーっ!!
GM:左から兵士が大量に飛び込んでくるぞ。
ソフィ:なぁ、今気づいたんやけど、アルテミスさん、どこやの(笑)?
ハス:……早く水晶で捜すんだ。
GM:だから兵士が大量に接近…
ハス:轢き殺す(笑)。
 
ソフィ:「ピピルマピピルマプリリンパ、パパレポパパレポドリミンパ!(以下略)」
GM:兵士をミンチにしてるコウサくんの上で見た水晶の中には、まぁ上の艦橋部分が映し出される。それよりも耕耘機の異常な進撃を阻止しようと、階段の前に立ち塞がる兵士もかなりおるんやけど。
シルバート:殺虫剤煙幕をはって突進(笑)。
ハス:おおっ! そりゃいい(笑)!!
GM:辺り構わず毒ガスを散布しつつ階段を駆け上る、明らかに使用目的を勘違いした耕耘機。しかし、それでも君らの操縦席の背後などから飛びかかってくる逞しい兵士なんかもおったりするが、自称天才魔道士が蹴り落としてる。でもやっぱり数が多すぎるみたい。エルバートが「お前達は先に行けーっ! 奴らはこのエリートが食い止める!!」とか叫びながら、コウサくんから飛び降りる。
ハス:「後は頼みましたーっ!」
GM:付添いのロミリアも、なぜかシルバートに「ちゃんとアルテミスさんを助け出すのよ」と妙に保護者っぽい口調で言い残した後、エルバートと共に階段の下へと向かうわ。
シルバート:……へ?
GM:さて、階段を上りきったコウサくん。ついに風の吹き荒れる飛行戦艦の甲板前方に現れる。と、同時に砲台三つから一斉射撃。集中砲火や。(ガシャン)×3……18、13、07! 全部当たり(笑)。ちなみに全部被弾したら間違いなく終われる。回避はハスの操作判定で3回。それぞれやってみて。
ハス:うおおおぉぉぉぉっ! (ガシャン)×3……03、15、34!! 全弾回避!!! よけながら甲板の上、爆走しちゃる(笑)!!
一同:おおーっ!
GM:乗ってる奴ら吐き気催すぞ。
一同:おえーっ(笑)!
シルバート:(突然)飛び降りる。
ハス:ゲッ! ドクター! マジで酔ったか!?
シルバート:いや。目標が小さいと弾も当たりにくいと思ってな。
GM:とか言ってる内に、第二波。再び耕耘機目がけて三発射出! (ガシャン)×3……再び全部当たり(笑)。
ハス:ゲゲッ!! (ガシャン)×3……19、92、32!一発くらったわ。
GM:第三期戦車砲ダメージ6D10。(ガシャン)……5、6、8、10、1、9……39発。徹甲力は20。
ハス:コウサくんSPの装甲値は30やから結局29発のダメージやな。ヤバいっ! もぅ苦痛状態や(笑)。(編注:機械にそんなもんなかったと思うのですが……既にシンクロ率400%ってことで)
ソフィ:エンブレムが涙流してるぅ(笑)。
GM:それでも突撃すんのか? 目ざす所は?
ハス:第三艦橋!
GM:いい根性してるな。じゃあ遠慮なく第三波。(ガシャン)×3……一発当たり。
ハス:(ガシャン)……63、ひーっ!失敗! WOL、(ガシャン)……13!! 成功!!
GM:それとコウサくんとは別に走ってるシルバートにも一発お見舞。ってことで砲台が君に狙いをつけ、今にも発射しようと筒の中が不気味に光った時、突然、その砲台の下から溶岩が噴き出し、砲台は自爆音と共にドロドロ解けていく。
シルバート:なんやなんや(笑)!?
ソフィ:無茶するなぁ(笑)。
ハス:大方予想はついてるが(笑)。それにしてもよぅ飛んでるなぁ、この船(笑)。
GM:まぁ……軍用飛行船やからなぁ。
ハス:理由になってない(笑)!
GM:気にするな。そろそろ艦橋が見えてくる。医者と耕耘機のどっちが先につくん?
ハス:そりゃこっちやろ、時速25キロやし。ドリルで壁ブチ抜いて突撃! で、ドリルってる間に遅れてきた医者を掴み乗せとく。
シルバート:はーっはーっ(笑)。
GM:もー運転席の窓ガラスとかも砕け散って君らの顔も血まみれや。で、艦橋内部に飛び込んだコウサくん。操縦系の機械がひしめいている部屋のド真ん中に突き出る。逃げ出す兵士達、奥の扉へ走ってる。どうやら上へ続く階段があるみたい。周りでは既に爆発が起き始めてる。
ハス:兵士共撥ね除けながら階段上ってく!
GM:了解。では上への螺旋階段を走り抜いた強大耕耘機コウサくん。階段の終わりに来て限界が来たのか、突然ボン!っとエンジンから煙を噴き出し、機能が停止する。操縦席のハス。
ハス:なに?
GM:足下から熱湯がプシューッ(笑)!
ハス:あっつうぅぅっ(笑)!! 飛び降りるわ……でもコウサくん、蒸気じゃなくて内燃エンジンやろ? なんで熱湯出るねん(笑)。
GM:元冷却水や(笑)。



 
 
 

▼replay_Gear Antique

■『金の瞳の女神 act3』/11

←return   →next