▼replay_ブルーフォレスト物語

■『討魔龍伝承 第四話』/03

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▼ 或る女剣士の本性

ラージャ:きぃええーっ!!!(←絶叫) あたしの言うことがきけないってのかい!
シアルグ:きけないねぇ。
ラージャ:いー度胸だ表へ出なっ、勝負だっ!
GM:するとラージャがそこから駆け出すねんな?
ラージャ:おおっ! ダダダダッと。
シアルグ:俺は行かんぞ(笑)。
GM:すると突然、足下の床が抜け落ちる。スコーンって。
ラージャ:あ、そーか。
GM:運動ロールしてみて。失敗したら落下。
ラージャ:余裕で失敗だぜっ。
GM:じゃあ「あーっ」て落ちていきました。ここは二階やから、一階に。ダメージ8発。
ラージャ:鎧で防げる?
GM:体全体の打撲やから不可。さて、他の人はどうする?
レーラカイス:では助けに行きます。
GM:騎士が落とし穴を覗くと、一階の通路でのびている。
シアルグ:キュー。
ラージャ:いや大丈夫。キャッツマイ着地よ。スタッ。
GM:それは君の妄想。8発も受けてるから、腰でも打って悶えてる。
エルバート:バカめ(笑)。
GM:「さぁ、これに捕まって」と、ロミリアが、縄を投げ降ろしてくれる。
ラージャ:キヒヒ、ほんならそれを思いっきり引っ張る(笑)。
GM:かなりの手応えがある。よく見ると、ロミリアは縄の端を手すりに括り付けていたりする(笑)。
ラージャ:きぃーっ!!!(←奇声) このアマァーっ! しゃーない、シャッシャッて登ってくわ。
エルバート:ロミリアさんを引き落とそうなんて、とんでもない奴やな。上からダガー投げたろ(笑)。
シアルグ:おいおい。
エルバート:いや、ロープ切った方が確実やな(笑)。ここら辺をプツッと(笑)。
ラージャ:「あぁーっ!」(笑)。
シアルグ:『蜘蛛の糸』か(笑)。


▼ 続・或る女剣士の本性

『試練の通路』と呼ばれる迷宮に入ってからというもの、ラージャの凶暴性は、かつてのドルザネリス城潜入の時を上回り、その荒ぶる本能は今、最高潮に達しようとしていた。

エルバート:だーっ、やめろぉぉーっ!!!(←絶叫)
GM:自称大魔道士が虹色の壁に投げ込まれた途端、衝撃と閃光がはしり、5m程、ボロ雑巾のようにはじき飛ばされた。ダメージ19発。
エルバート:あ゛ー、気絶や(笑)。
ラージャ:そぉーか、気絶したかい。んなら、もっぺん投げてみようかねぇー(笑)。
GM:ま、また投げ込むんかい?
ラージャ:うん♪
GM:では、バリバリバリーっと、11発。
ラージャ:キヒヒ、死んだな(笑)。
シアルグ:かわいそーに(←全然悲しそうでない)
エルバート:……あ、あのそれ……みんなはただ呆然と見てんのか? え、おいこら(笑)!
GM:「あ、私が蘇生させてみます」って、ロミリアさんが、エルバートを抱えてバシバシバシって、派手に乱打。息を吹き返す。HP1。全能力値1ずつ減らしといてや。
ラージャ:イヒャヒャヒャヒャ、へへへへへっ(大笑)。Fuuuuu!

──悪魔に魂を押し売った女。

GM:謎の剣が言う。『お前を主にはしたくないな』
エルバート:おーい、魔道士の資格無くしたぞ。知力16になったから。
レーラカイス:あ、あの…
GM:次のレベルアップでなんとかしーや。それとも転職する(笑)?
レーラカイス:ちょっと待ったっ!
一同:へ?
レーラカイス:今のは、気絶している時の夢なのです。
シアルグ:でたな夢オチ(笑)。
GM:そんな勝手な妄想って…
ラージャ:いや、あたしの勝手な妄想でもええで。「こいつ、も一回放り込んだらどーなるかなー」って(笑)。
GM:そーか。じゃあ今回だけは見逃すことにするわ。この次こんな浅はかな行動にでたら、俺は鬼と化すからな。で、これからどうする?
ラージャ:よし、じゃあ次はシアルグを突き飛ばす(笑)。
シアルグ:や、やめろぉー!! 俺は必死で抵抗する。
GM:バン!バシュ、バシューッ!
シアルグ:ギャーやめろ、バカヤロー!!
GM:10発。
シアルグ:俺は抵抗してるぞ。
GM:10発。
シアルグ:抵抗してるって(笑)。
GM:10発。
ラージャ:無駄よ。どんなにあがいても、筋力はあたしの方が上やから(笑)。
GM:剣がレーラカイスの頭の中に語りかけてくる。『あの剣を……私をやつからかっぱらってくれ』(笑)。
レーラカイス:ラージャさんが怖いから遠慮しときます(笑)。



 
 
 

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■『討魔龍伝承 第四話』/03

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