改訂版、討魔龍伝承、特別収録
■青森閑話 其の四
さて、第四話はいかがだったでしょう? いよいよ一行の旅の目的もはっきりしてきましたね。降魔を呼び寄せようとする魔道士。それを阻止する為に守り抜かなくてはならない神代闇呪の触媒の一つ、闇の腕輪。その魔道士達よりも先に手に入れようと決めた新たな触媒、闇の砂。更に半島部へ乗り込もうとする魔軍の動きも気になります。そして魔軍を迎え撃つ為に動き始めたラグ神帝国軍……。このような非常にシリアスな状況の中に汚点が一つ(笑)。
やれ金がないから山賊をやろう。魔族を倒すから金おくれ。ロバに乗るお金がないから牛に乗ろう。食糧がないからお昼を抜こう。こんなことばかり騒ぎまくっている彼らは一体何を考えているのでしょう?
彼ら:ケケッ、簡単なことよ。金だ、金(笑)。
さて、話は変わってこのリプレイ第四話。実は原稿用にまとめた本文よりも、絶叫テープより聴きとった草稿の方が、10倍楽しめました。ただこの草稿の問題点として、
1、おもしろいところは非常におもしろいのだが、くだらないところは限りなくくだらない。
2、本編とは無縁の突発系単発ギャグが多い。
3、日本語でない。
4、100ペーヂを超えていた。
……といったものが挙げられます。しかしながら、その草稿をそのままゴミ箱へ詰め込むのも少し惜しい気がしましたので、その暗黒文書の中から、原文のまま、ここにいくつか抜き出しておきます。私達の妙な活動の一端が、少しでも伺えれば幸い……かどうかは微妙なところですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
▼ くだらんこと言うな。
ラージャ:パンツ!!
GM:くだらんこと言うな。
エルバート:しましまぁーーー毛糸♪
▼ 注文、ウクレレ亭にて。
レーラカイス:んじゃ『ケ口ッグコーンフレーク』(一同笑)
GM:その時代にあったかどーか(笑)。
▼ ダジャレ
GM:で、その左右は像が置かれている。
ラージャ:パオーン。
▼ 脈絡のない話
ラージャ:あるよ。
GM:牛のキソタマのフットボールはあったけどなぁ。
エルバート:牛のキソタマ食べるインデアン、じゃなくてカウボーイか?
▼ 或る女剣士の本性(其の三)
GM:飛んで来た矢は20本……もっとあるな。
エルバート:ロミリアさんをかばうよーに、上から覆い被さるようにして。
GM:OKOK。
ラージャ:じゃ、ロミリアを盾にする(笑)。
GM:どーいうポーズや(笑)!
▼ 或る女剣士の本性(其の四)
ラージャ:ロミリアに襲いかかんねや。
▼ 或る女剣士の本性(其の五)
ラージャ:扉ガーッて開けてそこにガーッて(笑)。
シアルグ:ひいいいっ、やぁめてーっ(笑)!!
▼ 或る女剣士の本性(其の六)
ラージャ:ロミリアガーンって蹴り入れたら分かるで(笑)。
シアルグ:ひっ……ひどい事を……(笑)。
エルバート:服に火ぃつけるぞ。おまえわ。
▼ ホモ
エルバート:レーラカイスさん。ほしーなぁーっ♪
(編注:<献身治癒>をしてほしいという意味です。念の為(笑)。)
▼ 迷宮
GM:これを俺は、三日で考えたぞ。天才やな。
ラージャ:三日もかかったんやろ。
▼ 絶叫
GM:だーっ、ハナカミなぁーい! とってきてぇーっ!!
▼ ゴハンとミソシル
GM:ロミリアからみんなに渡される。ゴハンとミソシル。
エルバート:いや、ありがとーありがとー。おいしそーやな♪ パクパクーって食べる。
シアルグ:仕上げにこの変な虫を入れるのさっ!
GM:んなら回復する。1D10体力みなぎってくんねん。なんか薬草とか入ってたんちゃう。
エルバート:おおーっ。
ラージャ:んならあたし、毒草入れるわ(笑)。人の周りにバーって置いて「さあっ、おいしいよっ!」って。(一同笑)「食べてみてよ!」
エルバート:その場で踏みつける。
▼ 独り言
シアルグ:「ミドリガメ、死んだネコやてーっ」
ラージャ:ヘーイ、印度人ー♪
▼ 悟りレベルはレッドゾーンへ。(其の一)
青騎士集団との戦闘中
エルバート:バカやろー! そんなもん爆発するまで戦うんじゃ。
ラージャ:決まってるやん。爆発するまで戦うんや。
エルバート:69になったらトドメを刺してやる。悟るんだぁー!
ラージャ:70なるまで未だ8もあるやろ、8も!
エルバート:8回動けんねや。(一同爆笑)
シアルグ:……分かった。俺はここで華と散ろー、<ぶぁくえんとーーしゃあぁぁぁ!!>
▼ 悟りレベルはレッドゾーンへ。(其の二)
シアルグ:俺はNPCになんのはやだよーぅ(泣)。
GM:ならへん。爆発するんや(笑)。
▼ 悟りレベルはレッドゾーンへ。(其の三)
(一同沈黙)
シアルグ:何故俺を見る(爆笑)!!
GM:いや……
シアルグ:俺を見るなぁぁーっ(泣笑)!!!
GM:密封された部屋ん中で爆発したら、どないなるかなーって思って(笑)。
エルバート:こいつは楽しみや(笑)。
▼ 謎の剣の利用法。(其の一)
GM:はい。その部屋の中に閉じこめられた。どないする?
レーラカイス:謎の剣でぶっ壊す。
一同:おーっ(笑)。
▼ 謎の剣の利用法。(其の二)
GM:鍵穴の大きさが違うんや。どないします?
エルバート:壊せ。
ラージャ:謎の剣をねじ込む。
▼ 鉄人への予感
エルバート:もっかい<硬化防護>、ラージャ……90。
一同:暴発(笑)!!
エルバート:チャートは…………1。
▼ 脈絡のない話 (其の二)
シアルグ:1人のぞーさんくっものすにー♪
エルバート:俺もー死にかけやぞー。
ラージャ:これな、実はネピマやねん。このチリ紙な、タタミヂョーズついてるんやで(笑)。
▼ 乗り物案
GM:いや、エルスフィアの牛は、時速5万kmくらいで(笑)。光の速さで走んねん。
ラージャ:やっぱりヒポポタマスおらん。
レーラカイス:犬とか猫とか。(一同笑)
GM:巨人乗ったら潰れてまうよ(笑)。
▼ 降魔
GM:バイトしてる間に闇の月になって、降魔がズドーンっと。
ラージャ:いや、それはかまわんよ(笑)。
▼ 遺品あさり
ラージャ:まぁええ、ナップザックなんか売れへんやろ。その辺ペッてほっとこ。あと銀貨な……全部で43枚。
エルバート:3で割ると……
故シアルグ:14、余り1。
GM:死人にむらがるハエみたいな奴らやな。
(一同爆笑)
ラージャ:服はあったんか? 毛布とかはあったやろ。
GM:おいおい(笑)。
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