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■『討魔龍伝承 最終話』/05

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▼ 因縁の対決

GM:で、突然、空気を切り裂く音と共に、霧の中から<衝撃弾>が飛んでくる。
エルバート:うきょーっ!
GM:反射×2でロールしてみて。
ユーリス:成功。
エルバート:成功だーっ!
ラージャ:おっ、成功。
レーラカイス:……し、失敗。
GM:そう(笑)。じゃ、みんながその不意打ちをかわす中、レーラカイス一人が…
レーラカイス:あ、×2ってことは、2回試せるんですか?
GM:そうや。
レーラカイス:あ、じゃああと一回、(ガシャン)……よし、成功。
GM:なんや、結局全員成功したんか。最後に当たりそうになった騎士も、その攻撃を紙一重でかわした、と。全員がその攻撃をよけると、しばらくの間、辺りには再び静けさが戻る。ラージャの手にしていたエルシュが語りかけてくる。『殺気は感じられないぞ』やって。さて、どうする?
ラージャ:ぬぅ…強い、強いのぅ、フフフ。

 気配を消し、霧の中から再び襲いかかって来た白仮面達。彼らの攻撃は熾烈を極め、一行は早くも絶体絶命の危機に陥るのであったが……

エルバート:<硬化防護>、自分(笑)。
ラージャ:きたねぇー。
エルバート:どこがどうきたないんや。(ガシャン)……フッ、成功。
GM:はいはい。次はこっちやね。白仮面Cが戦闘を離脱して、Aが<刃の旋風>。半径25m以内の人が八つ裂きや(笑)。
エルバート:(バトルマップを見て)…って、わしら全員やんけ。
GM:そやな。
ラージャ:ケッ、甘ぁーい。そいつの仲間も充分範囲に入るわよぉ。
GM:構わん。
ユーリス:おいおい。エルバートみたいなこと言うなよ(笑)。
GM:ヘッヘッヘ。トリァッ! (ガシャン)……おお!
一同:おお!?
GM:暴発。

   (一同爆笑)

ラージャ:おいおい!
レーラカイス:わーい(笑)。
エルバート:ちょっと待てぇー(笑)!
ユーリス:『効果10倍』とか出たら死ぬぞぉーっ、ギャーッ!!(←お隣に変な目で見られそうな程、近所迷惑な絶叫)
GM:んなもん、あたしの知ったこっちゃないよ。ほれ。(ガシャン)……(笑)。
一同:……。
GM:10。『その呪文を忘れる』

   (一同爆笑)

ラージャ:ヒューヒュー(笑)!
エルバート:ええぞぉー(笑)!
GM:ギャーッ!と突然絶叫した白仮面Aは、頭を押さえて蹲る(笑)。
ユーリス:バカがーっ!!
GM:だまらっしゃい。Bは準備完了。いくぜっ、<魔風衝撃波>! (ガシャン)……よし、成功!! 橋の上やから、みんな効果範囲の中やな。
ラージャ:ケッ、魔法なんか使うなボケッ!
GM:そのラージャに33発! 死ねや。
ラージャ:ギャアアァァー!!
GM:次、レーラカイスに27発。
レーラカイス:うおー。
GM:あんま痛そうちゃうなぁ。ユーリスには24発。
ユーリス:何ィ!?
GM:で、エルバートには……おお、35発なんか出たわ(笑)。
エルバート:うおぉぉー、死にかけー! 残り1やんけー(笑)。
GM:ライフィスとロミリアも結構くらったな……(と、書き込み中)
ユーリス:Aは?
GM:チッ、バレたか(笑)……(と、白仮面AのHPも減らすマスター)
エルバート:次のラウンドは、全員麻痺やで。
GM:あ、そうなん? じゃあこっちの白仮面Dが、3ラウンド経ったからいくで。
レーラカイス:何を?
GM:<稲妻招来>(笑)。
一同:ギャアァァーッ!!
GM:金属鎧を着てる人から選ぶとして、(ガシャン)……はい、レーラカイスに落雷(笑)。
レーラカイス:きゃあー、なんでぇー!
ラージャ:そりゃイラストのヘルメットにも、避雷針みたいもんつけとるし、ちょーど良かったやん(笑)。
ユーリス:他の奴らはな(笑)。
GM:ダメージは、ダイスを6個程転がして……
エルバート:しかも10面体かよ。
レーラカイス:……
GM:……なんや、24しか出ぇへんかったわ。
ユーリス:おい、リーダー。大丈夫か?
レーラカイス:……フッ、残り6だぜ(笑)。
GM:安心するのはまだ早い。避雷針の近くにいた連中にも、オマケで3D10。いくで、(ガシャン)……えーっと、ラージャに17、ユーリスに14、エルバートに5。
エルバート:おお、特製ローブで命拾いや(笑)。
ユーリス:あかん、残り5や。
GM:ユーリスも気絶か。でもやっと、君らの番やで。
ラージャ:ならばこっちも本気でいくぜっ! <閃光斬>!!ってやつ、使うぞ。(編注:エルシュの特殊能力)
ユーリス:そういう便利なもんは、はよ使えよ。

 何度も死にかけながらも、ロミリアに癒され続け、ゾンビのように戦い続ける戦闘員達。レーラカイスの茶色い<念気斬>による力斬りが炸裂したり(50発とか出た)、ユーリスが<幻影防御>を暴発させて忘れたり、エルバートが意味なく跳ね回ったり(<瞬間跳躍>)、ラージャがエルシュの力を使いまくったり。
 そして彼らはついに、白仮面との戦いに、終止符を打とうとしていた。

GM:ライフィスの攻撃……あかん、100で大失敗。次、Bの攻撃。ラージャへ……成功!
ラージャ:甘い! 回避成功。
GM:じゃあ次そっちやな。
ラージャ:よし、片づける。命中斬り……成功!
GM:回避失敗。
ラージャ:ダメージは、35。
GM:死んだよ。
ユーリス:ふぅ、やっとか。

 こうして石橋を渡りきった一行。対岸の霧の中から現れた巨大な建物の中に入る。大小様々な広間は、やはり降魔の力によっていびつに枯らされた草木で溢れかえっていた。そんな不気味な場所を通り抜けた一行は、ある広間の泉で、一体の小さな銀の亜神像を見つける。そして他にめぼしい物も見つからないまま、彼らはやがて、この荒廃した宮殿の最も奥に位置する広間にたどり着くのであった。

GM:中に入ると、一体の像があるわ。
ラージャ:ぱおーん(笑)。
GM:レーラカイスがさっき拾った像を大きくしたような感じ。知覚ロールしてみて。
ラージャ:成功。
GM:その像をよく見てみると、なにやら手の付け根の部分が動きそうやね。
ラージャ:エイッ、ひねったよ。
GM:すると、ゴゴゴゴゴゴゴゴ……と、大量の水が流れ出す音が、遠くで聞こえる。
エルバート:と、いうことは…
ユーリス:湖…か?
レーラカイス:では、行ってみますか?
GM:君達が石橋まで戻ってみると、湖の水はすっかり流れ出ていて、かなり水かさが減っている。で、水が退いたことで現れた湖の底の斜面に、ポッカリと開いた入り口のようなものが見つかる。
一同:ほぉーっ。
ユーリス:ついに来たようだな。
ラージャ:ええ。
エルバート:身体……もつかな(笑)。



 
 
 

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