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■『蛇男、爆発犬餌を飲み込む』/00

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■『蛇男、爆発犬餌を飲み込む』

■登場人物紹介

◆サムランサック=ターパイヤット
 不法就労者(出稼ぎタイ人) (28才、オス)

 タイはバンコック市内にあるムエタイ道場の末子。兄に対するコンプレックスから、ノックムエ(ムエタイ選手)になることを諦め日本に出稼ぎにやって来た。岡山市内の寂れたバー『繁』(しげる)でバーテンをしている。『俺はルンピニーのリングに上がる資格のない男だからな……』が口癖だそうだが、マスターを始め仲間の誰一人としてそんな彼の台詞を聞いたことはない。おそらく本人すらキャラシートの裏の文句など忘れてしまっているのだろう。一人飛び抜けた<マーシャルアーツ>技能が、肉弾系戦闘員を意味している。


◆狩野一平
 探偵 (33才、オス)

 大学院卒業後、五年程世界を放浪。29才で帰国、探偵社を設立。敏腕探偵として知られるも31才の時、ある政治家とヤクザとの癒着絡みで非道な脅しに屈し、社を閉鎖。岡山へ逃げ延び、細々と探偵業を再開している。この頃から酒量が増え、パンチラ、覗き等の投稿写真の味も覚える。

 現在はただのうだつの上がらない中年。しかし、密かに自分を陥れた連中への復讐を目論んでいる、らしい。事務所の下階にある『繁』へは毎日、開店時から居座っている。推理力より遥かに優れている<写真術>がダメっぷりを表している。

狩野探偵社構成員は以下、


『放浪時代に日本での働き口を紹介してやろうと誘って、ほんとにやってきたので月給5万円で雇っている外人助手』
◆アンネローゼ=デュルガー
 探偵助手 (23才、メス)

 独逸フランクフルト生まれ。親の金で渡米、オックスフォード大学へ留学。留学中に日本の神道に魅せられ来日。怪しげな探偵狩野の下で働くことになる。日本に来てまだ一年、カタコトしか話せず、読み書きは小学生並。月給5万円では暮らしがままならず、真備学園の非常勤ドイツ語教師を兼業している。事件の手掛かりを見出す<目星>が鋭い。


『時給550円の広告にひっかかってきた秘書』
◆茶汲茶汲(ちゃくみ・ちゃむ)
 茶汲みコピーOL(秘書) (29才、メス)

 北海道生まれ。短大卒業後、何故か岡山の狩野探偵社へ就職。大した仕事もないまま、毎日バーで酔いつぶれるダメ探偵や、彼にクダを巻かれる筋肉質なタイ人、及びカタコトドイチュ娘達と共に、妙な事件に巻き込まれるハメになる。二十日鼠のピッコロが一番の友達。また十二単(じゅうにひとえ)だの巫女装束だのといった日本古来の着物を何気に着込んだりする変な習性を持つ。皆を窮地から導く<ナビゲート>能力が抜きん出ている。


■『蛇男、爆発犬餌を飲み込む』


 
 
 

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