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▼replay_Far Roads to Lord

■『ハウゼム、閉じた物語』/04

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■ scene 04
〜語り部癖が抜けてない雪精と、『普通じゃない感じ』が滲み出る場所を尋ねる丘小人〜

GM:さて、夜の森で無事愛の誓いを交わした二人は、蜜月旅行に出かけました。そしてある町の宿屋を訪れた時、そこでは流浪の詩人が宿屋のおかみを激しく求めておりました(笑)。必死で口説いてる。
ラング:必死で口説いてる。こーなったら無理矢理求婚でもしてやるか(笑)。
GM:ハニームーンな二人はどないします?……って、そうや。えー、無理矢理おかみに迫った詩人はおかみが呼んだ衛兵によって捕らえられ、<牢屋>にブチ込まれてしまいました。

   (一同爆笑)

GM:(三人のコマを進めつつ……)その場にいたクコとシアンもその巻き添えをくらい牢屋行き。そしてまた、<夜>がやってきました。
クコ:もちろん脱走(笑)。
ラング:うん、で、牢を抜け出してボートに乗って旅をして、魔女のいる島に辿り着いた、と。
GM:そやね。(と、ここでようやく四人のコマを合わせつつ……) そこには一人の勝ち気な雪の妖精がいました。彼女と会った時、三人はある種の懐かしさに似たようなものを感じるんやけど……
スカイニット:「どうやら私達、別の世界へ向けて旅しないといけないらしいわよ」
GM:感覚で16以上、出してみて。
ラング:(ガシャン)……成功。
クコ:成功。
シアン:失敗。
スカイニット……あ、今『地中』(不運)にも『空中』(幸運)にもいないんですけど……
GM:まぁ、成功でもいいけど……
スカイニット:ピンゾロ振っちゃった。
GM:ピンゾロ? それなら自動的に大失敗。スカイニットは初めて会った連中を見てもさっぱり。一方、成功したクコは、傍らにいるシアンに、前世からの繋がりを感じ、より激しく燃え上がる(笑)。ラングは、あの宿屋のおかみ、最高だったよなぁ、などと思いつつも、今、周りにいる人達に、不思議な仲間意識を抱く。
ラング:「どこかで……会わなかったかい?」
スカイニット:「いや。初対面だと思うけど……ナンパかい?」(笑)。
ラング:ほんまや(笑)。
スカイニット:「顔だけで人を選ぶなんてどうかしら」
ラング:「いや、そういうことじゃなくて」
GM:と、そんな君達の様子を興味津々で眺めていた魔女が杖を一突きして言う。「ほほぅ。あんた達、どういういきさつかは知らないが、どうやらこの世界に紛れ込んでしまったみたいじゃのぅ」
クコ:「そうみたいですね。何かわかるんですか?」
GM:「さぁなぁ……なにはともあれ、この世界から抜け出すには、お前達自身が、その出口を見いださねばならないじゃろうなぁ……」
クコ:「聞いたところによると、この<指輪>と……あと、えーっと、<王冠>が必要だとか」
GM:「そうか……ちょっと待っておれ」 魔女のおばあさんはそう言って、奥の部屋へ入って行きました。しばらくして戻ってくると、魔女は一枚の白いカードを小人に渡しました。(と、マスターは何も書かれていない結末カードを、隣のクコのプレイヤーに渡しました) 「ならば、お前自らが、その<王冠>とやらも見つけてみるがいい。そしてその後、お前達自身がそのカードの中に物語りを紡ぎ出すことが出来れば、ここでない別の場所へ、お前達を連れ出してくれる、やもしれんな」
クコ:「じゃあ、あとは王冠だね?」
スカイニット:異世界から来たってことは、わかってていいんですね?
GM:いや、それは曖昧かも。あやふやな記憶でしかないと思う。
スカイニット:この場所になんとなく違和感を感じる、と。じゃあ、「おもしろそうだね。あたしもついて行くよ」
ラング:そやね。「じゃあ、その王冠を探す旅に出かけますか。それを見つけることが出来れば、この胸の中のモヤモヤとしたものの正体もつかめるかもしれない」
スカイニット:「それはいいね」
GM:ということで、魔女の元を旅立った君達は、ある<年老いた老婆>を訪ねました。
スカイニット:「おばあさん。あなたは色々知ってるみたいだけど、王冠のある場所とか知らない?」
GM:「はぁー、儂も随分長生きしてきたものじゃが、王冠なぞ、ついに見たことがなかったわい。じゃが王冠というくらいじゃから、やはりお城の王様とか王子様とか、そういう人達が持っとるものなんじゃないのかねぇー」
スカイニット:「そりゃそうだ」(笑)。
ラング:よし、お城へ向かいましょう。
スカイニット:そうしよう。
GM:「お城なら、ここから南へ半月ほど行かなくてはならないよ。長旅になるだろうから、せいぜい気をつけてな」
スカイニット:「ええ。特にやることもないし、半月なんてあっという間よ」
GM:そうして再び旅に出た君達。ある森にさしかかると、<妖精>と出会いました。「あなた達、何か普通じゃない感じがするわっ」
スカイニット:ふぅん。
ラング:やっぱり普通じゃないのかなぁ。
クコ:「妖精さん。僕達のその『普通じゃない感じ』は、一体何処から滲み出てるんだい?」(笑)。
GM:「それゃあもう……こう、体全体から(笑)。じんわりと、ね」
クコ:ほぉ。
スカイニット:「とりあえず私達は、それを何とかするために旅を続けてるの。王冠とか見なかった?」
GM:「王冠……?」 妖精は不思議そうにしている。「さぁ、よくわからないけど。それよりあなた達、この森に何か用? どこかへ向かってるの?」
スカイニット:「ええ。南にあるというお城を目指してるの」
GM:「南のお城!? あそこはやめた方かいいわ」
スカイニット:「え、どうして?」
GM:「あの城には、今、恐ろしい魔女がいるのよ。行けば殺されるわ。近寄らない方がいいよ」
スカイニット:「あなた達は、王冠を持ってないのね」
GM:「私達の王冠?……そういうば妖精王がそんなもの持っていたような気がするけど、それはここから遙か彼方、エルフの森の中の妖精の国に隠されているから、あなた達が見つけだすのは無理だわ」
スカイニット:「それはここから、すっと<窓>を開けるようにして手に入るものじゃないのね?」

 と、勝手にコマを進めるスカイニット。

GM:(笑)。「そんなわけないじゃない。まぁ、南の城へ行くというのなら、十分気をつけてね。見たところあなた達、あまり強そうに見えないから」 と、妖精は心配そう。
クコ:「強くはないけど、『口八丁手八丁』があるから大丈夫」

   (一同爆笑)

GM:妖精は呆れているが、シアンは隣の小人が頼もしく思える。「あぁ、この人についていけば、私はきっと、元の世界に戻れるわ」と。そんな感じで南の城へ向かった君達。城にいた王子がシアンを見て叫ぶ。「シアン! 君は私の求婚を断ってまで、そんな小男と一緒にいたかったのかっ!!」

   (一同爆笑)

GM:形相を変えた王子は剣を振りかざし、クコに襲いかかってくる。どうやら魔女に呪われたみたいですな。
クコ:もちろん罠をはって迎え撃つ。

   (一同爆笑)

GM:そんな暇はございません(笑)。(ガシャン)……運動23以上で回避できます。
クコ:(ガシャン)……「フッ、ぬるいわ」(笑)。
GM:王子の怒りにまかせた斬撃は、小人の頭をあっさりかすめる。他の人達は?
スカイニット:呆れてる。「ちょっとちょっと。一体何があったのー!?」 ラングに訊く。「これが痴話ゲンカって奴?」
ラング:「うむ、そうだな」 しかし、城の入り口で王子が暴れてる……って俺ら、城の兵隊に捕まるで、普通。
クコ:でも戦ってるうちに……
スカイニット:逃げる?
GM:「おっ、王子がご乱心だーっ!」 城の兵士達が三、四人駆けてくる。
スカイニット:逃げよっか?
GM:「くせ者めっ! 全員捕らえて牢屋行きだっ!」
ラング:「いやっ、俺達は……」
スカイニット:逃げましょう!
GM:さて、緊迫した状況。全員一回ずつ、行動決めて下さい。
スカイニット:ここは無理矢理話進めて、<王子>を場面から消す?
ラング:そやなぁ……
GM:あのね。物語の中の君らに、そんな特殊能力はありません。ちゃんとロールで決めてもらいます。迫ってくる敵もいることやし。
スカイニット:ちぇっ(笑)。


 
 
 

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■『ハウゼム、閉じた物語』/04

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