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■『ラング、歌声を探す』/05

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■ scene 05
〜寝床にこだわる詩人と、埋葬にこだわる老人止めを引き受ける目が笑っていない薬師〜

GM:では医者としてまっとうなことを言い続けたリーンにバレないように、小瓶を受け取ったヨザック達。またリーン診療所へと戻ってきます。エリナは転院手続きを済ませて戻ってきてました。
リーン:はい。ご苦労様ー。
GM:でもどの病院も、眠り病患者でいっぱいやったみたい。ペトラ工房での話を聞いたエリナが訊く。「それでリーンさん。結局その薬、使わないんですか?」
リーン:「うーん……」
ヨザック:「儂は右側に寝るぞい!」と、もう準備してる(笑)。

   (一同爆笑)

リーン:「飲むのはあたし達だとしても……いまいち、微妙なんだよねー」(笑)。
GM:周りの人達はどうします? 一応説得も可能ですが。
ヨザック:普通にリーンに言おう。「これリーンさん、ここ空けといたぞい」と寝床を叩く(笑)。一応、大家の尊厳として、威厳で、(ガシャン)……19。
リーン:威厳ですか。どぉりゃっ、(ガシャン)……抵抗(笑)。
ヨザック:ジジイガックリ。大家としての尊厳はなかったみたいです。
リーン:「あのね、ヨザックさん。体力のない人ほど、副作用は怖いの。命に関わることなのよ」(笑)。
ヨザック:「いやー、その命もどうせあとちょっとじゃしー」(笑)。
オウサマ:「儂なんて人間じゃないからのぅ。一般の薬の副作用など、気にするな」
リーン:「でもコレ、一般の薬じゃないの。怪しい薬なのよ」
GM:興味津々でついてきていたポリーが言う。「まぁ、怪しい薬なのは確かですが、ご心配なく。もしみなさんが戻ってこれなくなった時は、こちらでなんとかしますから」とか陽気に言ってる。
オウサマ:「『なんとか』というのは、それは…」
ヨザック:「『埋葬』のことかの?」(笑)。
リーン:笑えない(笑)。
GM:「ヨザックさん、おもしろいこといいますね。でもちょっと違います。私もまだ試してないんでわからないんですが、夢の中に入った人の懐には、多分、別の小瓶が入ってるはずです。だからそれを飲めば、とりあえず夢から抜け出せるはずなんです。それに夢の中でその小瓶が見つからなかったり、なしくたりしても、何か緑色、心のメデュート神を司る、緑色の物を見つけて、そこからイメージを引き出し、それらを使ってこちらの世界へ戻ってくる魔法を唱えれば、大丈夫だと思うんです」
ヨザック:要は、何かこちらへ帰れるような、緑のキッカケがあればいい、と。
GM:うん。まぁ、なんとでもなるでしょうってこと。
リーン:あのー、あたし、<緑>の魔力源なんですけど(笑)。(編注:龍人特典です)
GM:それはもう、自分が行くしかない、とか、ちょっと正義感に燃えたりするかも。
リーン:はにゃー。
ヨザック:ホッホッホ。リーンさんがついてきてくれれば、一安心じゃ。
GM:何となく様子を見に来ていたペロ爺さんも言う。「ほっほー。イメージを引き出すとか言うのなら、これくらいは知っておいた方がいいじゃろう」ということで、えー、とりあえず隊長のオウサマにこれ、渡しときます。(と『儀式魔法のメモ』を渡すマスター)
オウサマ:……
GM:まぁ、儀式魔法っていったって、そんなに使うこともないやろし、
リーン:(メモのタイトルを見て)(笑)。『ペロ爺ちゃんの知恵袋』(笑)?
GM:無理して使わなくてもなんとかなります。まぁ、魔法のやり方の一つの方法ってことで。最初に渡した調律魔法の方が大事かもしれない……って渡してませんでした?
ミシュリ:誓いのメモは貰いましたけど。
GM:あぁ、じゃあ……これでしたね、どうぞ。(と今更ながら『調律魔法のメモ』も渡すマスタ) で、結局行きますか?
リーン:はぁ。わかりました。諦めます(笑)。
GM:一応、老人の威厳には抵抗したのに?
ヨザック:一回試した交渉は、他の魅力値でまた誘惑するってのは、できるんでしょうか?
GM:どうぞ。ご自由に。
ヨザック:「嫌ぢゃ嫌ぢゃ、儂は飲みたいんぢゃ」と、愛嬌で(笑)。
GM:老人、駄々こね始めました。
リーン:あ、愛嬌欠片もないのにぃー(笑)。
GM:『愛嬌1』を狙ってきましたか。
ヨザック:「もう布団も用意しておるんぢゃーっ」、(ガシャン)……8の……全部で18。
リーン:はぁ、(ガシャン)……17、出ない。
ヨザック:ジジイの愛くるしさに負けおった(笑)。
GM:「もぉー、お爺ちゃんたら。一度言い出したらきかないんだから」とか?
リーン:「残り少ない人生、色々経験するのもいいよねぇー」(笑)。
GM:和んでをります。残りの人もそういうことでいいですかね?
ミシュリ:うん。一応仕事仲間やし、助けてあげないと。
GM:なんかオウサマだけが動機らしきものがないんですけど。隊長ってことで、いいですか?
オウサマ:隊長は……いいのかのぅ?
GM:いいんじゃないんですか。
リーン:(『行かなくてもいい』と思ったのか)一人だけ行かない気?
オウサマ:うっ。
GM:魅力で(交渉)?
リーン:魅力で(笑)。一緒に逝こうねv(笑)。
オウサマ:ジジイ、脅されてます(笑)。
GM:畏怖?
リーン:いえいえ美麗で。ニッコリ笑いつつ。(ガシャン)……
オウサマ:そのニッコリが怖いのぢゃが(笑)。
ミシュリ:目が笑ってない(笑)。
リーン:24。
GM:オウサマの抵抗は?
オウサマ:(ガシャン)……19。殺られました(笑)。
GM:美人に弱いようですな。老いてなお盛ん。
ヨザック:そりゃ13才に手を出すくらいですから(笑)。

GM:じゃあみんなで薬を飲んでアチラの世界へ跳ぶということで。ヨザックはラングの右側?
オウサマ:儂が右側じゃい。
GM:いや、まぁどこでもいいんですけど。
ヨザック:せっかくじゃし、こう、みんなでおもしろいポーズでもとって寝るかのぅ?
オウサマ:ヨガみたいなのがいいのぅ。
リーン:じゃあちょっと、爺さん二人話し合ってる間に、普通に布団を用意します。ふつーに並べます(笑)。
GM:ミシュリさんは?
ミシュリ:え? 寝る場所ですか?
GM:はい。(というかなんというか)
ミシュリ:横一列にならないとダメなんですか?
GM:まぁ、そうですね。
ミシュリ:爺ちゃんの隣はヤだな(笑)。
ヨザック:加齢臭は嫌なのか?
リーン:はいはい。ミシュリは端っこにどーぞ。
ミシュリ:はい。
リーン:じゃ、その隣にあたしが入ります。
ヨザック:ジジイ止め(笑)!?
GM:じゃあもう、みんなでヤクをゴクリと。ポリーさんは実験体を目の前に、めっちゃわくわくしております。
ミシュリ:眼鏡光ってますね(笑)。
GM:興味津々。「大丈夫。いざとなったら私がなんとかしますから」
リーン:「ぜっ、たい、ですね」
ヨザック:「埋葬ですか?」
ミシュリ:「なんとかできなくなったら化けて出てやるから」(笑)。
GM:「そんな怖いこと言わないで下さいよー」と、ちょっとブルッてる。
リーン:「なんとかできなかったら……エリナ、埋めといてね」
オウサマ:わはははは。
GM:「あー、はい。わかりました先生」
リーン:「ポリーヌさんも一緒だからね。その時は、よろしくv」(笑)。
GM:「は、はい。先生」
ミシュリ:生き埋めっ!?
オウサマ:怖っ(笑)。
GM:とかいいつつ飲みました、と。
オウサマ:コロッと逝ってしまう。
ヨザック:儂は婆ちゃんの石畳で死にたいのぅ。(←意味不明)
リーン:(笑)。
GM:あのー、そろそろ寝たことにしていいでしょうか(笑)?
ヨザック:はい、どーぞ(笑)。
ミシュリ:……ってなことを、みんな言いながら寝てるんじゃないでしょうか(笑)。
リーン:(今頃)はーい、睡眠薬配ります。


 
 
 

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