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■『ラング、歌声を探す』/07

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■ scene 07
〜懐かしさが連鎖する老人達に抱腹する薬師と、虐待宣言する詩人〜

GM:黒い人影を突き抜け、広場から北西へ向かった老人二人と介護人と詩人。しばらく進むと、路上に糸の切れた竪琴を発見しました。
リーン:はい。
オウサマ:路上?
GM:うん。教会区へ向かう途中の路上に。

 実はコレ、歌声をなくした詩人、ラングの象徴だったりします。そのまま進むと、やがて彼に出会うだろうという予告。現実世界では、幻影といった不確かなイメージで表すところですが、夢の世界なので、そのまま路上の上で見かけることができる、という仕組みのつもりです。

GM:霧がかった石畳の道の真ん中に、ポツンと置かれています。とても不思議な感じがします。
リーン:はい。
オウサマ:「見えーる。儂にはウサギの罠が見えるわい」とか、勝手なことを言っとく。
リーン:ウサギの罠ぁ?
オウサマ:まだ引きずってんかいって感じですが。
リーン:ミシュリに「これの音?」って訊いてみる。
ミシュリ:持ち上げてみます。
オウサマ:引きずり系の罠ぢゃっ。
GM:すると、ミシュリにはまた、通りの奥の方、教会の方から竪琴の音色が聞こえる。と同時に、手の中にあった竪琴は消えてしまう。
ミシュリ:あ、消えちゃった。
GM:イメージの方、どうぞ。(と、<竪琴>のカードを渡す)
ヨザック:「な、なんじゃ!? 今のは? 不思議な夢の中じゃのぅ」
オウサマ:「コックはどうしたっ!?」(編注:多分ウサギの罠絡みで丘小人のクコのことを指しているかと)
ミシュリ:「なんか、私が竪琴を持ったら、また教会の方から竪琴の音が聞こえてきて、持ってた竪琴は消えちゃったんだけど……」
オウサマ:隣の竪琴はよく竪琴喰う竪琴……
ヨザック:「また行ったらあるんじゃないかのぅ」
GM:ミシュリは霊感で16以上どうぞ。
ミシュリ:(ガシャン)……26、成功です。
GM:その竪琴を手にしたとき、なにやら懐かしい感じがします。同業者の気配とか。
ミシュリ:消えた竪琴から?
GM:うん。みんなにも教えてあげたら?
ミシュリ:「あの竪琴からは、なんか懐かしい感じがした。見覚えっていうか、知ってるような……」
リーン:「うーん……」
オウサマ:「連想ゲームなのか?」とか言ってニヤリとする。「さぁ、バッチ来いっ」(笑)。
ミシュリ:(完全無視)「ラングさんなのかな……?」
リーン:「とりあえずもう少し行ってみましょうか」
ミシュリ:って、ここ。ラングの夢の中なんですよね?
GM:まぁ、多分。
ヨザック:それで『懐かしい』というのは、ラングさんの懐かしい人なのかもしれない。
リーン:本人が懐かしいのかもしれない。
オウサマ:子守歌で弾いてもらっていたメロディーとか。
GM:はぁ。(妙にややこしくしてるなぁー)
ミシュリ:あー、でも懐かしい感じって、私が懐かしく思ったんですよ。
GM:そうそう。他の人らは全く勘違いしてるかもしれません。(勘違いしてます)
ミシュリ:「私が懐かしく思う人だからね」って、念を押す(笑)。「私の知ってる人じゃないとダメなんだからね」
オウサマ:「ほほぉー? 誰じゃと思う?」って、二人(薬師と村長)に話しかける。

   (一同爆笑)

ヨザック:「誰じゃ? ドキドキすのぅ」
リーン:老人組に、あたしも混ぜないでーっ(笑)。
ヨザック:「想い人!? フローラかっ!?」(笑)。
ミシュリ:後ろからスパーンと(笑)。(←ツっ込み効果音)
リーン:じゃあ、「はいはい、行きましょうねー」と、お爺ちゃん二人の手を引いて教会の方へ。
オウサマ:「ウサギの気配がするのぅ」とかブツブツ言いながら(笑)。
ヨザック:教会に行ったらまた聞けるかもしれんしね。
リーン:「はいはい、教会でまた聞けるからね。一緒に行こうね」
ヨザック:「爺はあれを聞きたいんぢゃーっ!」 ダダこねる。
オウサマ:「儂も懐かしいと思っちょった」
ヨザック:「あ、そうそう。儂も儂も」
リーン:(笑)。
ミシュリ:も一回鉄拳喰らいたいのか、こいつら(笑)。(編注:さっきのは鉄拳の効果音でした) 「矢で射ってもいいのよ」(笑)。
オウサマ:鳥の習性と同じように、一匹が飛び立ったらみんなも飛び立つように、ジジイの習性も…
ヨザック:連鎖(笑)。ボケ加速してます。
オウサマ:三人で共鳴してます。共鳴魔法(笑)。
リーン:あたしも混ぜないでーっ(笑)。
オウサマ:黄金の因果律が発生してます。
GM:また凄い魔法が出来そうですね。
オウサマ:一大ジジイ魔法。
ヨザック:ジジイ召喚(笑)。
GM:喚んでどないすんねん。
リーン:ううっ(笑)。(←ずっとお腹抱えて苦しそう)
GM:あのー、そろそろ教会の方へ行くということでいいでしょうか?
リーン:教会行きたいなぁー(笑)。
オウサマ:「教会区か。随分遠いのぅ」、とか言いながら。
ミシュリ:「あんたらが余計な話してるからでしょ」(笑)。
GM:はいはい。妙に遠く感じましたが、やがて霧の向こうに立ち並ぶ教会が見えてきました。えー、君らはそこで、また、道端にある竪琴を見つけます。そこは教会区の外れ、町の外壁の近くです。
ヨザック:ほぉ。じゃあ今度は誰か別の人が手にしてみるというのはどうじゃろう?
オウサマ:そうじゃの。
GM:誰が取ってみたいですか?
一同:…………
ヨザック:ダッシュッ(笑)。
オウサマ:「そうはイカの金かくしーっ!」って、釣り竿でパシィッ(笑)!
ヨザック:運動でしょうか?
GM:そやね。運動と釣り竿で対抗ロールでもしてみて。
リーン:取り合いしようとしてる二人の間に割り込んで止めますー(笑)。両手をこうー、
ヨザック:あぁっ、さすがだっ(笑)。
オウサマ:ハァッ!(←多分、釣り竿投擲効果音)
GM:え? 二人の両手をとるんですか?
ミシュリ:いや、釣り竿で楽器を釣り上げようとしてるから…
ヨザック:ダッシュで取りに行こうとしてる。
リーン:を、両手で掴んで止めます。
ミシュリ:釣り竿より先に奪ってやる(笑)。
GM:あーもー、全員得意なロールで振って下さい。一番高かった人から発言が優先されます。(編注:ってか、同時に好き勝手話すの止めて欲しひ。テープ起こしが地獄です)
リーン:じゃ、体力で押しのけて取ります。
GM:はいはい。
リーン:(ガシャン)……あーダメだ、低かった。21。
オウサマ:美しさのフッシィング技術。(ガシャン)……
ミシュリ:28です。
ヨザック:アクロバット投げ斧。(←コマンド変わってるし)
リーン:こんなとこで斧投げるなー(笑)。
ヨザック:(ガシャン)……あ、20。ジジイ最低です。
オウサマ:21。振りかぶったフォームがマズかったようじゃ。
ミシュリ:では私が(笑)。「楽器を粗末に扱うなーっ」と、ダッシュでゲット。
GM:風の妖精スライディング。
ミシュリ:竪琴は守られた(笑)。
GM:ジジイ見事に邪魔されました。
オウサマ:無念。
ヨザック:同じ奴が結局取ってしまったではないかーっ。
オウサマ:ちょっと涙ぐみながらリール巻いてる。


 
 
 

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