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■『リーン、珍獣を飼う』/08

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■ scene 08
〜二匹も出てくる世にも珍しいイワシと、金歯を商品に加えたりしてるうちに、ガラが悪くなった古物商〜

モノユニ:そっちに走っていきます。「ジジイッ。それはダメだっ」
ピノ★:「なんじゃ? 釣ったから儂の物じゃよ」
モノユニ:「釣ったのはあんたでいいが、あの爺さんにやるのはダメなのだっ」
ピノ★:ピノは「まぁ、可愛い。本当はこんな色でしたのねぇ」とか言ってる。
ハックル:私も近づいていって説得しよう。「ご老人。それは今は、リーンさんの持ち物なのだよ」
ピノ★:「ほう。リーンさんの?」
ポリー:「ちょっとハックルさん。そんな言い方ってありません。タマは持ち物じゃなくて、生き物なんですからっ」
ハックル:「そうだった。ペットだ。ペット」
モノユニ:「ペット? ペットだとぅ」(笑)。
ポリー:あぁ。呪術師師匠の名前ね(笑)。なんか話がこじれてきた。マスタ、話進めて下さい。
ピノ★:(釣り老人)「おぉ、リーンか。あの子にはいつも世話になっとるからのぅ。返してやってもいいかのぅ……」
ハックル:「それでは…」
ピノ★:(釣り老人)「しかしこのままやってしまうと、せっかく儂が釣った獲物が横取りされるようで嫌じゃな(笑)。では代わりに、『緑』色のウロコを持つという、世にも珍しいイワシと交換ぢゃ」(笑)。
ハックル:「そんなもの……どこにいるのだ?」(笑)。
ポリー:「皆さん、聞いたことあります? 緑のウロコをもったイワシですって」
ピノ★:(釣り老人)「それを釣りに行くのを手伝って貰う、ということでも構わんよ。儂が見事、その緑イワシを釣った暁には、この生き物をリーンに返してやるわい」
モノユニ:「海の人。なんとかして下さい」(と、ピノを見る)
海の人★:マスタ交代なんですけど(笑)。まぁいいや。(ピノ)「わかりましたわっ。こうなったら緑イワシを釣りに行きましょう」……あのー、緑のウロコをもったイワシ……なんですね?……って自分で言ってて訳わかんなくなってきた(笑)。
ポリー:今から海まで行くのもなんでしょう。ここは魔法でなんとかしてみます。<混じり合う全ての色>で、『なんだかよくわからないイワシのイメージ』、<車輪>で『釣り糸で引っ張る』、そして<鳥>で『水面から飛び跳ねる』といった三枚。『その釣り老人オウサマが、噴水から怪しげな緑イワシを釣り上げる』呪文を唱えたいです。
モノユニ★:成る程。
ポリー:現在の難易度は20。消費MP3点、触媒は家宝のスプーンってことで合わせて5点程引いて、霊感15以上で成功、ってことでいいですか?
モノユニ★:はい、どうぞ。
ポリー:(ガシャン)……成功。「オウサマさん、オウサマさんっ。糸、引いてますよっ!」(笑)。
モノユニ★:では噴水に垂れていたオウサマの釣り糸に、新たな引きがありました。
ポリー:ブクブクブクッと、噴水に怪しげな泡立ちが発生しています。
ピノ:(シナリオ素材を見ながら)……うーむ、NPC総出演狙ってるんやけど……あと出てないのは……シアンだけか……
モノユニ★:あのー、釣れたかどうかって前にアレなんですが。その夜の噴水広場に突然『荷馬車』がやってきます。荷車から降りたのは、行商人。
ポリー:はぁ。
モノユニ★:で、その男がオウサマのところにやって来て言う。「遅くなったが、この珍しい魚。やっと手に入ったぞ」と、緑イワシを配達する。
ポリー:ありゃ? 噴水からは釣れないんですか? ブクブク泡立ってるんですけど。
モノユニ★:そこからも出していいんですか?
ポリー:それはマスタにお任せします。
ピノ:魔法だし、出してもいいと思う。
モノユニ★:そっか、出す出す。ザッパーンと飛沫を上げ、噴水からも緑イワシが釣れました。
ピノ:「わぁーっ、こんな所にもいましたわっ!」(笑)。
ポリー:「突然緑イワシが二匹も(笑)。オウサマさんっ、これで満足して頂けませんか?」
モノユニ★:あ、僕は<馬>使ったんで交代します。
ポリー:あ、俺?
モノユニ:うん。
ピノ:「オウサマさん。なんとかタマを返してもらえませんか? 聞くところによると、リーンさん…」
ポリー★:……<稲妻>。
モノユニ:ズバーン。(←衝撃効果音)
ポリー★:(オウサマ)「おおっ! 世にも珍しい緑イワシを、いきなり二匹もゲットぢゃっ!」『ズバーン』。(←衝撃効果音)(笑)。
ピノ:「リーンさんには随分お世話になってるらしいじゃありませんか。緑イワシも二匹手に入ったことだし、もう返してあげては?」
ハックル★:(オウサマ)「そうじゃな。儂もー世話になっておるからの、ほれ。この『白い』やつぢゃな」(笑)。
ポリー:はいはい。交代できますね。
ハックル★:うむ。
セシル:(速攻でマスタが回ってきた為)……え?、なんも行動でけへんやん(笑)。考えてる間にマスター回ってくるし(笑)。(とか言いつつカードを引くセシル)
モノユニ:……<犬>。
ピノ:わんこや。
ポリー:現状は、噴水広場で釣り人オウサマが、突然手に入った二匹の緑イワシと、紫塗料の落ちた白いタマを交換した、というところです。
ハックル:「ふぅ。ようやくタマが手に入ったな」
セシル★:(オウサマ)「しかしのぅ。儂の『仲のいい』(←<犬>の正位置)、シアンの嬢ちゃんがのぅ。なにやらそんな生き物を探しておったような気もするがなぁ」(笑)。
ピノ:あ、先越された(笑)。「シアンなら、また寝ぼけて寝言でも言ってたんじゃないの?」とか、スカイニットさん辺りが言ってるかもしれない。
ハックル:「ふむぅ……」
ピノ:(現実世界の壁時計を見ながら)なんにせよ、時間的にヤバくなってきましたね。(だいたい16時20分辺り)
ポリー:まぁー、いつものことですから。30分くらいまでは大丈夫でしょう。(FIN運営陣に)怒られたら今回も45分くらいまで待って下さいって言いますから。
ピノ:よっしゃ。言いましたね(笑)。
セシル★:(オウサマ)「その仲良しのシアンちゃんが、そろそろここに来るはずなんぢゃ」ってことで交代。
ピノ:……(爆笑)。(←カード引いて一人で爆笑)『金歯』はもぅええっちゅーねん(笑)。(←一人ウケ、一人ツッ込み)

   (一同爆笑)

ポリー:また村長出すん?
ピノ★:出さない出さない。大変なことになるから(笑)。とりあえずピノが提案します。「ではそのシアンさんとも交渉した方がいいですわね」
ポリー:「交渉ですかー?」
ピノ★:(ピノ)「ええ。シアンさんも探してた。リーンさんも探してた。ペックさんも探してた。ってことですし」
ポリー:「成る程ー。言われてみるとそうですねー」
ピノ★:(ピノ)「ところでそのシアンさんはどこにいらっしゃるのかしら?」と、周りの人達に訊いてみると、スカイニットが答えます。「あぁ。シアンの居場所ならわかるわよ。でも、あの子がそんなもの探してたなんて、初耳だわ」(笑)。
ハックル:「それはいいんだが、ペックさんのところへ持って行かなくていいのか?」
ポリー:「どーするんですかー?」(笑)。
ピノ★:(スカイニット)「シアンのところに連れて行った方が早いような気がするけど。あの子、すぐ寝るし」とか、スカイニットが言ってる(笑)。「一日の半分以上寝てるのよ。起きてる内に交渉済ませた方がいいと思うわ」
ポリー:「そうですねー。ここはもう、一行のリーダーにしてアムール王国の王子なハックルさんに決めて頂きましょう」
ハックル:「私が決めていいんだったら……やはりひとまず、ペックさんのところへ行こうと思う」と、強行してみる。
ピノ★:強行ですか。
ポリー:あのー、タマは今、誰が持ってるんでしょう?
ピノ★:タマは……オウサマが持ってます。
セシル:でも交換したんでしょう?
ハックル:リーンさん辺りが持っているのではないかな。
ポリー:「タマ、タマ……」とか言って、抱きかかえた毛玉の頭を撫でている、と。隣でエリナさんがキーッとかなってるんでしょうね。
ピノ★:(リーン)「でもこのままタマを診療所につれて帰っても、いつまたヨザックさんの魔の手が伸びるかわからないし……」
ポリー:釣り人もいますしね。そんな中、王子がとりあえず骨董商のところへ行こうと言い出すわけですね。
ハックル:うむ。
ポリー:では時間もないし、噴水広場から露店の方へ向かったということにしますか。マスタ?
ピノ★:はい。皆さん、ペックさんの露店に到着しました。ペックさんが並べている商品には、また何処で仕入れてきたのかもよく分からない、珍しい『金色』の器なんかもあるわけですが……
ポリー:成る程。『金歯』じゃなくてね(笑)。
ピノ★:『金歯』も並べておきますか(笑)。何処かで見たことのあるような金歯もあったりします。ヨザックさんがスライディングした時に抜け落ちたらしい(笑)。
ポリー:嫌なもん店に並べてますね。
ピノ★:『幸運の金歯』とかいった札がついてるの(笑)。小銭が多く入るとかいった胡散臭い説明も付いてます。
セシル:ピノ君の妄想が広がる前に、ミーティングしましょう。「あの皆さん。私は、このタマを必要としている人達を一堂に集めて、説得するのが一番かと思うのですが」
モノユニ★:(ペック)「そうだなー。俺としても、誰かがコイツを買ってくれるとうれしいんだが」
ポリー:「オークション……ですか?」……って、モノユニさんじゃなくて、ペックさんですね。いつの間にかマスタになってる(笑)。
モノユニ★:(ペック)「というわけだ。それで俺は充分満足だよ」
セシル:「ひとまず!」
一同:「……?」
セシル:「……ペックさん。踊る毛玉は、私が買い受けましょう」
モノユニ★:(ペック)(急に勇ましく)「……お前、商売人としての俺をバカにしてるのか!? いいか。オークションを取り仕切るのは……俺だっ!」

   (一同爆笑)

ハックル:ペックが光り輝いている(笑)。
ピノ:しかもなんかいきなりガラ悪くなってるし(笑)。
セシル:「おやおや」(笑)。


 
 
 

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