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■『金の瞳の女神 act2』/08

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■ act 2-8 M'1949/04/21
〜おしおき戦士、脳漿をブチまける〜

GM:そんなことをやってると、階段の上の方からガランゴロンという音が、大きくなりながら近づいてくる。
コール:なんだなんだ? 振り返ってみるよ。
GM:樽。
コール:えぇーっ!!(テ注:珍しく叫ぶ)
(ハス):ギャハハハハ!!!(テ注:また無意味に叫び笑ってる)
GM:「これでもくらえぇぇっ!うりゃぁぁぁぁぁっ!!」と、あの肋骨を折られた兵士も樽と一緒になって転がり落ちてくる。
ソフィ:しまったぁぁっ!
コール:まだ生きていたのか!?
(ハス):お前が逃がしたんやろ(笑)!!
GM:とか言ってるうちに、君らはその樽とアバラ兵士ごと、地下室の薄明かりの下に押し出される。地下室の四人の兵士達は驚きながら「なんだ!? お前達は!!」と叫ぶ。
ソフィ:「ただの通りすがりです」
コール:あはははは(笑)。
ソフィ:相手は何か持ってる? 丸腰?
GM:なわけないやろ。君らが作戦の目標人物の取り巻きやと気づいたみたい。銃持ってサーベル持ってへへへへー、って感じ。みんな獲物を狙う目をしてるわ。
ソフィ:『銃持ってサーベル持ってへへへへー』やって。変な格好ーっ(笑)!
GM:え、ええの! 戦闘状態に入ったら格好なんぞ気にしてられるか!!(編注:ビビらすつもりで言ったのに馬鹿にされ、かなり動揺している)
ソフィ:銃でキンキン! サーベルパーン!!
コール:わーっ、すごいすごい(笑)!
(ハス):ギャハハハハハ!!!
ソフィ:それ右利きやで逆やでぇー!!(テ注:狂ったように叫んでるが意味不明)
GM:大丈夫か?……頭(笑)。
ソフィ:(突然冷静になり)「フッ、バレてしまっては仕方ないわね」
GM:なんや、いきなり。
ソフィ:「あなた達の企みはしっかり聞かせてもらったわ!」
GM:「だからどうした。どうせお前達はここで死ぬんだよぉ。この馬鹿にした銃とサーベルでな!」
ソフィ:近くの樽の上に飛び乗りポーズ! 「この愛と正義と真実の…
(ハス):やめろぉぉぉぉぉぉっ!!!
ソフィ:セーラー福美少女戦死、セーラームーソが…
コール:うっそぉ(笑)!?
ソフィ:月に変わって……おっしおきよっv!!」
(ハス):もー嫌だぁぁぁっ!!(編注:とても理解できる一般人による心からの叫び。こんなイッてる二十代半ばのオタッキーとセッションしてる時が、TRPGやってて一番恥ずかしいことですから)
GM:……で、こっちはどう反応しろと? 後ろではコールもリアラも唖然としてるぞ。
ソフィ:あひゃひゃひゃひゃ!!!
(シルバート):(マスターに)……おい、これもちゃんとテープ起こさなあかんのか?
GM:お前がな。ま、気を取り直してバトルや。景気付けに兵士Aが発砲してくるぞ…ってやりたかったけど反射順に行動やったな。

[奇人乱舞な1R目]
GM:まずはリアラからやけど、先程の樽の上の変人の奇行を見た為、硬直して行動不能。で、次はその変人。
ソフィ:「ムーンティアラーアクショソ!」
(ハス):まだ言うか……
ソフィ:と叫びながらAにダート投げたろ。命中率44で(ガシャン)……52、失敗。
GM:樽の上の奇っ怪なポーズをとる娘から放たれたダートを、片手のサーベルではたき落とした兵士A。えー次はコール。
コール:はい。じゃあ単発狙撃銃に弾を込めます。シャカシャカ。
(ハス):始めから装填しとけよな。
GM:2Rもかかるねんで。
コール:ええやん。弾込めんの。
GM:わかったわかった。じゃあ兵士達の方は遠慮せずに乱射してくるぞ。目標は、今一番害をなしそうな樽の上の奇人。かわせよ。
ソフィ:あうーっ。
(シルバート):って確か銃の回避は無理やったと思うで。かわすにしても特技取って1R集中せなあかん、とかじゃなかったっけ?
GM:知らん。まぁ、詳しくはまた調べとくとして、今回は反射能力値以下出したら成功としときましょう。シティーハソターにできてセラムソにできんこともないやろ。
ソフィ:あれって『とぉーっ!』て横っ飛びやで(笑)! 横っ飛びで弾よけながら、
コール:更にそのポーズで攻撃する(笑)。
(ハス):本体はスローモーションやのに弾だけ速くて、更に全弾奇麗にそれてる(笑)。
ソフィ:パイソンやでパイソン!!(編注:コルトパイソン。シティーハソター愛用のゴッつい鉄砲名です)
(ハス):吹っ飛ぶぞ、そのまま(笑)。
(シルバート):実は奴の体重200kgくらいあったりしてな(笑)。
GM:4発発射。(ガシャン)……08、当たり。58、87、63は失敗。
ソフィ:じゃ、一回だけ回避やね。(ガシャン)、84失敗。WOLは……あかん、失敗。
GM:というわけで、兵士Aの発砲した弾丸は樽の上のソフィの頭に当たりました。
(シルバート):うわ。頭なん?
GM:頭が一番気持ちよさそうやろ?
(ハス):脳漿撒き散らすねんな(笑)。
GM:それでも平然としゃべるわけ(笑)。
ソフィ:死んでるわ(笑)!
GM:いや、(ガシャン)……ダメージは8発。徹甲力が3発。そっちの防御力は?
ソフィ:3。
GM:じゃあ3-3で防御力無視の8発。直ダメージやけど、生きてるやろ? 実際は頭掠めた程度やろな。
コール:よかったよかった。
(ハス):でも脳漿ズバーン!
(シルバート):シュパーン!くらいやろ。

──脳漿が出てるという点で大差はない。

[奇人被弾の2R目]
GM:リアラはまだ惚けてる。(編注:よほどNPCをするのが面倒みたいです。まぁ、特に戦闘においてはGMの一人芝居、単なる同族殺しやし……)
(ハス):まだ立ち直れんのかい!
コール:じゃあ弾込めしながらリアラさんをパコン!と殴るよ。気がついた?
GM:ああ、「あれ、私は何をしてたの?」やって。で、次は順番飛ばしてしまったけど怪盗ソフィや。
ソフィ:樽の上をシティーハソター飛びしながら、ダガーを忌ま忌ましい兵士Aに投げる! (ガシャン)……45失敗。WOLは……76失敗や。
GM:フッ、兵士Aもシティーハソター飛びで、ダガーかわしながら発砲。その他の三人も発砲。目標は脳漿撒き散らして暴れてる小娘。
コール:えっ、弾込めせんでいいの?
GM:そういういい鉄砲やの。いくぞ。(ガシャン)……Aは13、当たり。B、69外れ。C、32当たり。D、98……暴発……『装置不良。10分の修理と作業判定が必要』やって。
ソフィ:とにかく2回回避か。(ガシャン)……あかん、一回失敗。WOLは……64、失敗。なんか外ればっかりやなぁ。
GM:9発。
ソフィ:痛ったーい! ちょうど苦痛状態。こんな時は当然、夕キシード仮面様が出てくるのよ!! ね、コールぅ(笑)。



 
 
 

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