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■『金の瞳の女神 act4』/08

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■ act 4-8 M'1949/05/03
〜医務室占拠〜

GM:さて、グレンデル艦内に潜入した君ら。
シルバート:とりあえず医務室行くか。
ハス:医務室へGO! 潜伏や。
シルバート:あと、このことはヤクルトさんからリアラさんへ伝えてもらった、ということにしとかなあかんな。
GM:じゃあ戦艦に潜入したことは、君らを港までロリエスで送ったヤクルト博士が、なこるる壱號で待機しているリアラに伝えに帰った、ということにしときます。さて、君らは船内で迷ってる。廊下を突き当たりまで行くと、金網の扉があって、中は小さな部屋になってる。扉の側にはレバーのついた装置がある。(絵に描いてみせる)
ハス:おお。成程。
コール:これはエレベータみたいやね。
ハス:さて、医務室は何処でしょう? 艦内に案内板みたいなんなかった?
ソフィ:軍艦にはないやろ、普通。
ハス:ないか。やっぱり。といって派手に動き回るのもなぁ。
ソフィ:医務室は地下や。多分。
ハス:じゃあ、一応下降りてみよか。B3? 行きます。レバー引きます。ガチャリ。
GM:蒸気式エレベータ始動。
シルバート:床が熱くなってきた(笑)。
GM:B3到着。扉を開くと、そこがかなり広い空間であることに気づく。薄暗い照明が必要最低限、灯されてる。
ソフィ:機関室かな。
ハス:倉庫とかな。B3は艦底みたいやから。
GM:艦底はもう一つ下。君らが降りてきた場所は船の前方にあたる場所で、遠くの方では外へのハッチが開かれていて、荷物の積込みが行われてるのが見える。兵士達はかなり忙しそうに働いている。君らを見ると立ち止まって敬礼するよ。
ハス:「ご苦労」
イルナ:「私は大佐」
ハス:大佐は、いくらなんでもマズいやろ。
イルナ:大佐や。
シルバート:自分の着てる服の階級章見てみよう。
GM:全員下等兵。
ハス:全員やったんか!?
GM:偉い奴らは本部に籠って明日以降の作戦を検討してると思う。君らの威張り散らした態度に思わず敬礼してしまった兵士達も、しげしげと君らを見ると、馬鹿にしたような口調に変わる。「なんだ、お前達は?」
イルナ:「大佐だ」急いで大佐の紋章を縫いつける、ガーって。黒船マーク。「黒船大佐!」

   (一同爆笑)

ソフィ:なんじゃ、そりゃ。
GM:「なんじゃ、そりゃ」 仲間はおろか、兵士達にまで呆れられる。何人もの兵士が寄ってきたよ。
ソフィ:「こちらは本日、この艦に配属されたイルナ大佐です」
シルバート:大尉くらいにしとけよ。胡散臭いから。
イルナ:大佐や。「ラージャ大佐の後を継ぎ、大佐になったのだ」
GM:「あ、あのラージャ大佐の……惜しい方を亡くしたなぁ……」 兵士達は悲しそうに俯きながらも、口許はキシシと笑いを噛み殺してる。
イルナ:「なんだ!その笑いは!? 私もうれしいぞ。ハッハッハ」
GM:「それでイルナ大佐は、こんな場所に何か御用なのですか?」
イルナ:「ん。医務室を捜しているのだ」
GM:「医務室でしたらB2デッキ後方にあります」
イルナ:「ご苦労。各自任務遂行を続けたまえ」
GM:「はっ!」 足を止めていた兵士達も働き出す。どうやら辺りが薄暗かったことで馬鹿にした兵士達も再び騙し通せたみたい。さて、君らが目指す医務室は、エレベータで一階上に上がって廊下をこう進み、こう曲がって、(と地図を描きながら示す)
ソフィ:ああ、扉や曲がり角がいっぱいあるやん……
GM:まぁ、こんな感じで進んでゆくと、やがて、ここが……医務室だっ!
ハス:即興で作ったやろ(笑)。
GM:緻密なシナリオによって示されていた場所や。(編注:嘘) ちゃんと看板も見つかったぞ。『いむしつ』って書いてある。
ソフィ:じゃ、とりあえず引きずってきた兵士放り込んどくか。
GM:医務室には医者らしき男がいる。「何の用かね」 押し入ってきた君達を不審そうに見ている。
ソフィ:「実はね……」とか言いながらみんなで入って、
ハス:扉をパタンと閉じる(笑)。
ソフィ:「ウリャッ! バキッ!」
GM:「あぁーれぇー」
イルナ:するなするな!
シルバート:軍医やっけてどーすんねん。
ハス:医務室制圧や。のした医者の白衣を剥ぎ取る。「ドクター、白衣をどうぞ」
シルバート:さっと着込む。
ハス:「やっぱりドクターには白衣が似合いますね」
シルバート:「そうかい(笑)?」 じゃあ使えそうな薬品もひょいひょいって、貰っておこう。
GM:さっそく窃盗か。
ソフィ:精神安定剤とか、自白剤とか。モルヒネとか、マリファナとか(笑)。
イルナ:痛め止め用やな。勿論。
シルバート:毒薬とかも一瓶づつ。
ハス:LSDとかも。
コール:げ……
ソフィ:じゃあ改めて引きずってきた兵士を縛り上げて武装解除。
ハス:うむ。
シルバート:ベットに寝かしつけておこう。
イルナ:私はマチノレダ中尉のような女上官。
ハス:これでこの艦の怪我人は全て(笑)。
ソフィ:「我が手中にある。我々がこの艦の法なのだ! 秩序なのだぁ!!」
GM:艦内の片隅のちっちゃい医務室で絶叫してるねんな。さて夜更けなんでそろそろ眠くなってきましたが。
ハス:じゃあ寝よか。医務室の扉に鍵を閉める。表には看板下げとく。『御用の方はベルを押して下さい』(笑)。
シルバート:いいねぇ。ふかふかベットで薬品の匂いに包まれて眠るなんて。



 
 
 

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