▼replay_Gear Antique

■『金の瞳の女神 act4』/10

←return   →next

















■ act 4-10 M'1949/05/04
〜談合〜

GM:なんか適当に徘徊してるけど、今君らのおるB3の構造は、大体わかったかな? あとは兵士達の部屋ばかりで、上と下、それぞれに続く階段がある。
ハス:まだ下あんの?
GM:その階段の下、つまりB4は動力部。パイプだの歯車だのが犇めいている場所。で、食堂はB2。結局医務室と同じ階にあったみたい。階段とエレベータのどっち使って行く?
コール:階段。
ハス:蒸気エレベータ。面倒臭い。
シルバート:階段。
GM:どっちやねん!
シルバート:儂は階段。
ハス:なんで階段なん?
コール:階段。
ソフィ:階段。
ハス:やむを得まい、階段で行くか。
GM:はい、食堂着いた。中では兵士達が夕食を食べてる。
ハス:こっちも士官用の席に座って喰うぞ。
GM:下等兵やのに。
ハス:食事も士官用を注文。
コール:うわぁ。
イルナ:私は大佐席に座って、ふんぞり返る。
GM:いつまで威張っていても給仕が来ないので、結局君らは兵士達と一緒にカウンターに並び、冷や飯にありつくことになる。
ソフィ:セルフサーヴィス。
ハス:所詮軍隊の飯か。
GM:さて、兵士だらけの食堂でエサ喰いながらやけど、ちょっとは今後の方針についてまともな計画でも練ったら? 今まで追い剥ぎとか窃盗とか暴行とか殺人しかしてへんやん。しかも行き当たりばったりで。
ハス:まずクラーゼ博士の居場所を探さな。
GM:というとやっぱり、警備の厳重な場所に目星をつけて飛びかかるんかい?
ソフィ:んにゃ。「交代だ。代わるぞ」ってすり代わる(笑)。
GM:またかよ。
ソフィ:んで、代わった兵士をまた『糸の切れた操り人形のように』(笑)。
シルバート:倒さんでもいい。ひとまず博士の居場所だけ確認すればいいじゃないか。艦内を隈無く練り歩く。
イルナ:『回診の時間でぇす』とかゆーて。
ハス:俺、衛生兵の格好してるから、ドクターの後ろに付いて行こう。で、ズボンにはサーベルを仕込んでんねん。何時でも斬り出せるように。
GM:アンタはペルシャ王子か。(編注:海外アクショソゲーム)
イルナ:大きさ考えろよ。大体リュックの中に耕耘機が入るか!?
ソフィ:自分で言うなって。
ハス:周りの兵士にクラーゼ博士の居場所を聞いてみよう。
GM:ああ。簡単にわかったよ。例によって艦橋にいるらしい。
シルバート:普通船倉の地下とかちゃうんかい?
ハス:閉じ込めるのはな。
GM:待遇がええんやろ。古代文明に通じた科学者やから。船倉の奥なんてのは、平気で患者を押し潰すヤブ医者にこそ相応しい。さて、夕食後の行動は?
ハス:のこのこ甲板上がったらヤバいやろな。やっぱり。
シルバート:甲板掃除すんねん。ゴシゴシゴシッ(笑)。
ハス:もぉ、なんでもありやな。
ソフィ:とにかくクラーゼ博士を見つけたら、そのまま高飛びできるように、ヤクルト博士と迎えの連絡とらなあかんのんちゃうかしら?
ハス:ここに信号弾が1発。打ち上げ式証明弾が2発あるが。ポムポム打ち上げてもヤバいやろな。やっぱり。
シルバート:事が起こるまで、じっと待ちましょう。
ソフィ:あ、例の夜の魔術の連中とのドンパチ待つん?
ハス:今、そいつらの本拠地に艦隊が向かってるねんやろ。俺としてはそれまでに脱出したいんやけど。でも戦闘中の方が博士拉致しやすいわな。
ソフィ:この艦には何か積んでるの?
GM:そりゃ色々あるやろな。ところで次の日の夕方には、例の海域につくみたい。
シルバート:早いな。



 
 
 

▼replay_Gear Antique

■『金の瞳の女神 act4』/10

←return   →next