『ボク、トムキャット』
■登場人物紹介
◆サイクス=アルドリッヒ=ヴァンデンバーグ
エセ貴族 (28才、オス)
町中で蒸気シンセを奏でるオカシナ遊び人。
貴族の前に『エセ』という冠詞がついているのは、『貴族は初期身分値30が必要』というルールに反していた為。
以下、キャラーシート裏の設定より抜粋。
『中流貴族の放蕩息子。(ヴァンデンバーグ子爵家、次男)
親の命に従い士官学校に通うが、好きな音楽を捨てられず、兵役を逃れる。大学や私塾で蒸気技術を学ぶ傍ら、蒸気シンセサイザーを改良、小型化蒸気シンセを開発、演奏する。
いつも士官学校時代の礼服を着、ブーツにジャックナイフを差している』
◆リリー=ウォーカー
怪力思想家 (20才、メス)
集団一の力持ちだが、他にも様々な特技や武器さばきを披露する愉快な思想家。
変質者を撲滅する為の集い、黄十時協会の設立者でもある。
以下、キャラーシート裏の設定より抜粋。
『大学に講演に来た変質医、シルバート=モントリオールに襲われ、変質者を撲滅するために立ち上がった若き思想家。なんぴとたりとも、彼女のプライドを傷つけることはできない。
父(ラリー)と母(ルリー)はペトルシアに在住。農場を営んでいる。兄(レリー)は士官となり、現在フィラムに住んでいる。
弱点:変質者を憎んでいるにもかかわらず、戦闘では、過去に体験した恐怖により、足がすくんで戦えない。
ペット:ヘビのピニョ。(帽子の中に隠れている) 特技はリンゴの丸飲み。胴締め。変質者探知』
今回の冒険開始時点で既にレベル4。つまりある程の活躍を見てきたが、これまでピニョを見た記憶はないような……
◆アレフランド=ブラウン
漁業聖職者 (30才、オス)
気のいい釣り坊主。最近、全力疾走に疲れを感じ始めている。釣った魚を横取りする猫が苦手。
以下、キャラーシート裏の設定より抜粋。
『クーレンルート王国の山奥にある、鉱山町の宿屋『鉄の大地』亭の主、ルートランド=ブラウンの次男。幼少の頃から奇異な行動をする彼を、父は上等学校卒業後、修道院へ放り込んだ。
修道院で十二神教への信仰を学んだ彼だが、23才の時、許婚の妻、シャリーを失い(新婚3ヶ月)、神々へ疑問を抱き始める。やがて十二神への信仰をを捨てた彼は、異国の神フェリシエルを信仰するフェイ教団を創設。私塾で古語を学び、28才の時、旅に出る。
現在、彼は世界を旅して周り、良いポイントを見つけては、釣りをする毎日である』
ちなみにフェイ教団とは、『あなたも釣りをして、幸せになりませんか』という教義を掲げる、漁業の神を祀る集団とのこと。
◆ケント=マウント
虚弱労働者 (21才、オス)
ヘロヘロ青年。ヘナヘナな自分に酔いしれているマゾ的な一面も伺われる。
呪文を唱えられない某自称大魔道士的な位置づけができるかもしれない。
以下、キャラーシート裏の設定より抜粋。
『虚弱体質。働きながら世界を巡る、労働青年。
代々続く軍人の家系に虚弱なケントは耐えきれず家を出た。
5才の時、古井戸に落ちて死んだ長兄がいたため、以後、井戸の側5m以内には近づけなくなる』