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■『金の瞳の女神 act2』/01

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AD1993/07/28_09/01
劇団『魑魅魍魎』
ギア・アンティーク・キャンペーン
『金の瞳の女神』
『act2〜蠢く陰謀、新たな魔の手〜』
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『Gear Antique』(ツクダ・ホビー版)
[Copyright 1992 Tsukuda Hobby,All Rights Reserved.]


■登場人物紹介


■ act1 あらすじ
 ペトルシア国レールスの町に巣くうヒーロー達は、ふとしたことから、ヴァルモン帝国軍につけ狙われていた赤髪の娘、アルテミスを匿うことになる。軍用飛行船やら特殊部隊やらが町の空や住宅街を蹂躙し、地元住民大迷惑。


■ act 2-1 M'1949/04/19
〜家主は遠い空へ〜

GM:さて、どーしよ?
ハス:恐怖家主のイルナ=ホワイトストーンがおらんよな。
コール:(うれしそうに)あはははは(笑)。
GM:キャンペーンの弱点、『毎回メンバーがそろわん状態』ってやつやな。第二話にして早速一人抜けかよ。ま、サチヲも仕事で狂犬ベンの相手やろ?
(ソフィ):ベンだけではないけどな。

──サチヲは実のところ、その狂犬を見たことも相手をしたこともなかった。

シルバート:今回からは山田兄も入ってることやし、頭数には変化ないやん。どーってことないやろ。一人くらいおらんでも(笑)。
GM:そやな。じゃ、前回君らが帝国軍ひしめく列車から助け出したアルテミスと一緒に、デュート=リグ(という飛行機械)でペトルシア国辺境のレールスの街へ帰還中。で、突然家主が、「うちのベンが咬んで!」などと叫ぶや否や、同乗者を蹴落として空の彼方へと飛んで行ってしまう。
ハス:御乱心か!?
GM:「家を建て直す資金を調達してくるわーっ!」やって。さて、蹴落とされた同乗者って、誰(笑)?
ハス:えーっと、俺の運転してる方にはアルテミスしか乗せてなかったから……残り全員やな(笑)。(編注:苦笑いされたい方は、act1の最後の方を参照されたし。家主はハスの機体に同乗してたりします)
コール:(なぜかうれしそうに)あはははは(笑)。
シルバート:笑ってる場合ちゃうで(笑)。
ハス:ま、しゃーないから俺が一応助けにいったるわ。
(ソフィ):始めから全員乗せてるって言うとけばよかったのに。
GM:全くや。さて、川辺の草むらに激突した二人。土手を糸の切れた操り人形のように勢いよく転がり落ちていく。で、さんざん転がって目を回していたコール=パーバートの頭に、同じく空から落ちてきた拳ほどの石のような物がぶち当たる。
コール:あてっ。
GM:どうやらイルナの落とし物のようや。今コールに当たったのは『アーズの眼』っていう赤い水晶球。それと後二つくらいなんか落としていったことにするから、イルナのキャラシートから適当にもらって。(と、イルナのシートを渡す)
コール:やったーっ! すごいぞーっ!!
ハス:……へー、こいつ色々持っとるやん。
コール:傷薬は絶対いるなぁ……
シルバート:いや、ここはやはり、『偶然にも高価な物を落としていった』と(笑)。
ハス:そして売り払って金にする(笑)。
コール:なるほど。では、まずこの方位磁石と……それから……
一同:それから?
コール:化粧道具。

   (一同爆笑)

ハス:お、お前なぁ……(笑)。
コール:ま、ええやん。化粧道具化粧道具。
GM:そんな連呼せんでもええから、ちゃんと君のシートに書いときや。
コール:オッケーッ!!
(ソフィ):傷薬の方がよかったんちゃう?
シルバート:あぁ。



 
 
 

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