『act1 厄介ごとをひっさげて、奴らが街へ帰ってきた!』
『act2 蠢く陰謀、新たな魔の手』
『act3 激突! 旧都空中戦』
『act4 海上艦隊(内外)砲撃戦』
『act5 決戦! 大内海』
■登場人物紹介
◆シルバート=モントリオール
鋼のさすらい医師 (33才、オス、フィラム(でも実は青き森) 出身)
診察鞄の中に単発拳銃やフレイルを潜めている物騒なさすらい医師。
その硬さと図体のデカさから一行のリ−ダ−的存在となっている。
メスや注射器、そして有り余る体力こそ、このヤブ医者の最凶の武器であることは、周知の事実である。
雪の都の病人達を開発中の劇薬『ペニニリン』を使って救い、現在根城であるレ−ルスの街へ帰郷中。
◆イルナ=ホワイトストーン
家事にいそしむ商人 (24才、メス、ペトルシア出身)
出稼ぎ商人にして、勇者達が巣くう街の吹き溜まり、ラクタ−通りに面する一軒家の家主。
逆らう者には容赦なく「メシ抜き」宣告を言い放つ趣味がある。
彼女がいない間に、家は崩壊への道を爆走してゆくことになる。
設定によると、商売仲間のルー=ハイシーエ(35才、独身)と共に、強大耕耘機『コウサくん』のあっせん販売を計画中とのこと。
act2とact3は、社怪人の定めな仕事にてお休み。
◆コール=パーバート
魅惑の変態浮浪者 (23才、オス、アキエト出身)
かつては帝国軍兵士でもあった町の浮浪者にして、一行の中でも美しい容姿を誇る素っ裸の変質者。
キャラメイクのときに下着を買い忘れた(でもコ−トは買っていた)、ただそれだけのために周囲の人間からいわれない変態扱いを余儀なくされた、まことに幸薄い勇者。趣味はコ−トの内側に単発狙撃銃だけを潜ませ、街を徘徊すること。現在父親の敵を捜索中……なわりには、シルバ−トと一緒に雪の都へのほほん旅行していたりする。
なにはともあれ、彼の奇行を止める者は誰もおらず、住人の怒り爆発三秒前である。
◆ハスブラートフ=キュロアナ
野性の雄叫び整備員 (19才、オス、雪の都出身)
絶叫熱血整備員。モンキーレンチの誤った使い方を本能的に習得している。
わめき、叫び、笑うことがこの獣の通常的意思疎通法である。ただ、状況把握能力だけは他の猿共よりも優れていて、その点においてはボス猿的存在でもある。このボス猿、故郷の雪の都ではやりの病にかかり、路上死しかけていたところに抗生物質ペニニリンをブチこまれ、シルバ−トとコ−ルの下僕と成り下がる。趣味は時々副作用にさいなまれること。
義兄弟の誓いを交わした兄貴コールによる魅惑のボケを、熱いハートでツッこむ良き弟でもある。
◆ソフィ=グラールストン
もめ事大歓迎盗賊 (13才、メス、ペトルシア出身)
昼は大衆食堂の(多分) 看板娘にして、夜は街の(自称) 大盗賊となる、うら若き変わり者。
とにかく厄介ごとを好み、食堂で街の勇者達の話を盗み聞きしては必ず首を突っ込むせいで、彼らとは腐れ縁である。いたって好戦的な性格故、戦闘では必ず第一線にししゃりてでくるわりに死とは無縁、という愉快な小娘でもある。隠し持っている暗殺針を他人の急所に突き立てたいと、日々悶々としている朗らかな危険人物でもある。
社怪人の定めな仕事にて、act1はお休み。出番はact2から。
『act1 厄介ごとをひっさげて、奴らが街へ帰ってきた!』
『act2 蠢く陰謀、新たな魔の手』
『act3 激突! 旧都空中戦』
『act4 海上艦隊(内外)砲撃戦』
『act5 決戦! 大内海』